最新 | 小麦粉が体重を増やす:カロリーよりも代謝の変化

最新 | 小麦粉が体重を増やす:カロリーよりも代謝の変化

パンやパスタ、うどん、ラーメン、菓子パン。小麦粉を使った食品は、私たちの食卓に当たり前のように並んでいます。日本でも朝食にトーストを食べる人は多く、小麦粉は今や米と並ぶ主要なエネルギー源と言えるでしょう。

ところが近年、肥満や生活習慣病の予防という観点から、こうした小麦粉中心の食生活を見直す動きが広がっています。日本人の体型は欧米化が進み、糖尿病予備軍も増え続けている現状があります。

そんな中、大阪公立大学の研究チームが「小麦粉そのものが体重増加を引き起こす可能性がある」という興味深い研究結果を発表しました。

しかも、食べる量が増えなくても、です。今回はこの最新研究を詳しく見ていきます。

記事の要点

  • 小麦粉を含む食事を与えられたマウスは、総摂取カロリーが標準食とほぼ変わらないにもかかわらず、体重と体脂肪が増加した。
  • 体重増加の原因は食べ過ぎではなく、エネルギー消費量の低下と脂肪合成の活発化という代謝の変化にあった。
  • 小麦粉の摂取をやめると、1週間以内に体重増加は止まり、代謝の異常も改善傾向に向かった。