新生姜は八月が買いどき:ジンゲロールとショウガオールが残暑の疲れをいたわる薬味【保存版】

新生姜は八月が買いどき:ジンゲロールとショウガオールが残暑の疲れをいたわる薬味【保存版】

立秋を過ぎても、日本の八月はまだ暑さの盛りです。冷たい飲みものや冷房で体は思いのほか冷え、食欲も落ちがちなこの時期、店先にみずみずしい新生姜が並びはじめます。

ふだん薬味として使う茶色い根生姜とは違い、白い肌にうっすらと紅を差した新生姜は、初夏から夏にかけての限られた季節にだけ味わえる、旬の楽しみです。

北海道産などは七月下旬から八月初旬が最盛期を迎え、まさに今が買いどき。甘酢に漬けたり、薬味にしたりと出番の多いこの食材には、残暑の体をいたわる成分が控えています。この記事では、新生姜の栄養と選び方・食べ方を、保存版としてまとめます。

記事の要点

  • 新生姜は、ふだんの根生姜(ひね生姜)と同じ植物を、収穫してすぐ、貯蔵せずに出荷したものです。みずみずしく辛味がやさしいため生でも食べやすく、生の生姜に多い辛味成分ジンゲロールを摂りやすいのが持ち味です。旬は初夏から夏で、七月から八月が収穫・出荷の中心になります。

  • 生姜の代表的な機能性成分は、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの三つです。ジンゲロールは血のめぐりや食欲、殺菌に関わるとされ、加熱・乾燥するとその一部がショウガオールに変わり、体を温める働きが知られています。

  • 甘酢漬けやガリ、薬味として少量を毎日の料理に添えるのが、新生姜の無理のない取り入れ方です。冷たいものが増える残暑に、体を内側から温め、食欲を助ける和の薬味として、季節の食卓に迎えたい食材です。