最新|血中オメガ3が高い人ほど抑うつ・不安が少なかった:25万人の解析で最大33%低いオッズ

最新|血中オメガ3が高い人ほど抑うつ・不安が少なかった:25万人の解析で最大33%低いオッズ

気分の落ち込みや、理由のはっきりしない不安。だれにでも起こる心の揺れですが、その背景に、日々の食事が静かに関わっているのかもしれません。手がかりになるのが、青魚などに多いオメガ3脂肪酸です。

2025年に『The Journal of Nutrition』へ発表された解析では、英国の大規模データベース「UKバイオバンク」に登録された25万人以上を対象に、血液中のオメガ3の量と、抑うつ・不安との関係が調べられました。

その結果、血中のオメガ3が高い人ほど、抑うつや不安の既往が少ないという関連が示されています。食卓の魚が、心の健康ともつながっている可能性が見えてきました。

記事の要点

  • UKバイオバンクの25万人超を対象にした横断解析では、血液で測ったオメガ3の量が最も高い群は、最も低い群と比べて、抑うつの既往が15〜33%、不安の既往が19〜22%少ないという関連が報告されています。

  • 魚油サプリメントを使っている人でも、抑うつや不安の既往が9〜10%、最近の不安が20%少ないという関連が、魚の摂取量とは独立して見られました。

  • これは原因と結果を証明するものではない観察研究ですが、対象が25万人を超える大規模なもので、心の健康と日々の脂質のとり方を結びつける手がかりになります。