最新|ホモシステインが動脈硬化と認知症をつなぐ:血管と脳を守るために知っておきたい指標

最新|ホモシステインが動脈硬化と認知症をつなぐ:血管と脳を守るために知っておきたい指標

動脈硬化と認知症。どちらも加齢とともにリスクが高まる疾患として、多くの方が漠然とした不安を感じているのではないでしょうか。

心筋梗塞や脳梗塞、そしてアルツハイマー病。これらは別々の病気のように思われがちですが、実は共通のリスク因子が存在することがわかってきています。

その鍵を握るのが、「ホモシステイン」というアミノ酸の一種です。日本では健康診断で測定されることはほとんどなく、一般にはなじみの薄い名前かもしれません。

しかし海外では、動脈硬化の新たなリスク因子として、そして認知症の修正可能な危険因子として、幅広い研究が蓄積されています。

超高齢社会を迩る日本において、この指標を知っておくことには大きな意味があります。今回は、満尾クリニックのブログ記事をもとに、ホモシステインと動脈硬化・認知症との関係について解説していきます。

記事の要点

  • ホモシステインは体内でつくられるアミノ酸の一種で、血管の内側にダメージを与えることで動脈硬化を促進し、心筋棗塞や脳棗塞のリスクを高める。
  • 血中ホモシステイン濃度が高い人は、将来的にアルツハイマー病などの認知症を発症するリスクが約2倍に上昇すると報告されている。
  • ビタミンB6・B12・葉酸などの栄養状態と密接に関係しており、生活習慣や栄養介入によって改善できる可能性がある。