筋トレやランニングの前に、一酸化窒素(NO)系のサプリメントを取り入れている方は少なくないかもしれません。
プレワークアウト製品のパッケージには、L-シトルリンやL-アルギニンといった成分名がよく並び、血流を良くしてパンプ感を高めるイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
一方でビタミンCは、風邪予防や美容のイメージが強く、運動能力とはあまり結びつかない栄養素かもしれません。
ですがこの2つを組み合わせることで、単独よりも大きな変化が体に起きる可能性を示した研究が、2026年7月に報告されています。
対象となったのは、男性ボディビルダー50人。45日間、L-アルギニンとビタミンCを一緒に摂取しながらレジスタンストレーニングと有酸素運動を続けたグループでは、持久力の指標だけでなく、体組成やホルモンにまで変化が見られたといいます。
この2つの成分が、体の中でどのように関わり合っているのかを見ていきます。
記事の要点
男性ボディビルダー50人を対象にした45日間の試験で、L-アルギニンとビタミンCの併用によりVO2maxと血中テストステロン値が有意に上昇したと報告されています。
同時に体重・BMI・体脂肪も有意に減少し、持久力の向上と体組成の変化が同じ期間に重なって起きたことが示されています。
成長ホルモンやコルチゾールには有意な変化がなく、これらのストレス関連ホルモンを介さない経路で変化が起きた可能性が示唆されています。