マグネシウムは、サプリメントの中でも日常的に使われることが多いミネラルです。
睡眠、筋肉、神経、血糖、血圧、骨、エネルギー代謝。どの切り口から見ても、マグネシウムは体の働きのかなり深いところに関わっています。NIH Office of Dietary Supplementsも、マグネシウムを300以上の酵素系に関わるミネラルとして整理しています。
一方で、マグネシウムサプリを選ぶときに見落とされやすいのが、何mg入っているかだけではなく、どの形で入っているかという点です。
2026年5月21日、Designs for HealthのCASIは、グリシン酸マグネシウムキレート緩衝型を取り上げた記事を公開しました。
記事の主題は、サプリメントのラベルに書かれた元素マグネシウム量だけでなく、溶解性、吸収性、消化管での許容性まで含めて製剤を見ることです。
これは、マグネシウムを長く使う人にとって実際的なテーマです。高い含有量に見えても吸収されにくければ意味が薄く、吸収されずに腸管内に残る量が多ければ、便がゆるくなるなどの不快感につながります。
続けやすさまで含めて考えると、マグネシウムは「量」と「形」をセットで見るミネラルだと言えます。
記事の要点
- CASIは、グリシン酸マグネシウムキレート緩衝型を、元素量、吸収性、消化管での許容性を両立させるための製剤として紹介しました。
- NIHは、米国では多くの人が推奨量を下回るマグネシウム摂取であり、サプリメントでは形態によって吸収性が異なると整理しています。
- 2025年のランダム化試験では、マグネシウムビスグリシネート250mg/日を28日摂取した群で、不眠重症度スコアの小さな改善が報告されました。