毎日きちんとサプリメントをのんでいるのに、いまひとつ実感がわかない。そんな声をよく聞きます。じつは、同じサプリメントでも「いつ、何と一緒にのむか」で、体に取り込まれる量が変わることがあります。
とくに脂溶性ビタミンと呼ばれるA・D・E・Kは、のみ方しだいで吸収に差が出る成分です。せっかく続けているのなら、その働きをできるだけ活かしたいところ。
今回は、管理栄養士が勧める飲み方の考え方をもとに、脂溶性ビタミンをはじめとしたサプリメントを、体に取り込みやすくするコツを見ていきます。むずかしい話ではなく、今日の食事にほんの少し足すだけで実践できる内容です。
記事の要点
脂溶性ビタミンのA・D・E・Kは、脂質と一緒にのむと吸収が高まります。ビタミンDでは、脂質のある食事と一緒にとることで吸収が最大3割ほど高まったという報告があります。
目安は1食あたり10gほどの脂質です。オリーブオイル大さじ1杯、アボカド4分の1個、ナッツをひとつかみ。この程度で届き、オリーブオイルなど一価不飽和脂肪酸との相性がよいとされています。
一方で鉄は、空腹時にビタミンCと一緒にのむと吸収が上がり、コーヒーやお茶、カルシウムとは時間を離すのがよいとされます。成分ごとに、いちばんよいのみ方は異なります。