最近、疲れが抜けにくい、なんとなくやる気が出ない。そう感じる方は少なくないと思います。
原因はさまざまですが、その背景に、ある血液中のアミノ酸が関わっているかもしれない、という興味深い研究が大阪公立大学から報告されました。
2026年5月12日に公開されたプレスリリースで、大阪公立大学とアリナミン製薬株式会社の共同研究グループは、健康な日本人約600人を対象に、血液中のホモシステイン濃度とビタミンB12・葉酸の不足、そして疲労感や意欲との関連を調べた結果を発表しました。
健常な成人を対象に、栄養状態と疲労を直接結びつけて検証した報告としては世界初とされ、栄養と疲労の関係を考える上で注目に値する内容です。
記事の要点
- ホモシステイン濃度が高い人ほど、ビタミンB12と葉酸の血中濃度が低い傾向が確認されました。
- 男性ではホモシステイン高値群で身体的な疲労が大きく、女性では意欲の低下と関連していました。
- ホモシステインを下げれば疲労が消えるとまでは言えず、栄養状態を整える視点が一つの手がかりになります。