最新|採血は正常なのにマグネシウム不足? 5点でわかる隠れ欠乏スコア

最新|採血は正常なのにマグネシウム不足? 5点でわかる隠れ欠乏スコア

健康診断の結果はいつも「異常なし」。それなのに、なんとなく体が重い、こむら返りが増えた、寝つきが悪い。そんな感覚を抱えたまま、原因がわからずに過ごしている方は少なくないはずです。

血液検査の数値が正常だからといって、体の中のミネラルが足りているとは限りません。とくにマグネシウムは、血液検査に映りにくいミネラルとして知られています。

2025年に発表された研究では、採血に頼らず、日々の薬や生活習慣から不足のリスクを見積もる「マグネシウム欠乏スコア」という物差しが紹介されました。今回はその内容を見ていきます。

記事の要点

  • マグネシウム欠乏スコア(MDS)は、利尿薬・胃薬(PPI)・多量の飲酒・腎機能の低下という5つの要素を点数化し、0から5点でマグネシウム不足のリスクを見積もる指標です。

  • 血液中のマグネシウムは全体のごく一部しか反映せず変動しやすいため、MDSのほうが長期的な体内のマグネシウム状態を映しやすいと報告されています。

  • スコアが高い人ほど、心血管疾患や2型糖尿病、骨粗鬆症といった不調との関連が指摘されており、自分の生活習慣を振り返る手がかりになります。