おにぎりという主食:ひと握りに詰まったごはんの力

おにぎりという主食:ひと握りに詰まったごはんの力

6月18日は「おにぎりの日」です。石川県中能登町(旧鹿西町)にある杉谷チャノバタケ遺跡から、約2000年前、弥生時代中期のものとみられる炭化した米の塊が見つかったことにちなんで定められました。

日本人がごはんを握って持ち歩く習慣は、それほど古くから続いてきたわけです。

コンビニでもお弁当でも、いまや当たり前のように手に取るおにぎり。あらためて見ると、ごはんという主食をひと握りの形にまとめ、いつでもどこでも食べられるようにした、よくできた携帯食でもあります。

そこには、エネルギーを効率よく補う工夫、具材で栄養を足す知恵、おいしく握るための技術が積み重なっています。

おにぎりの日は、この身近な一品にどれだけの知恵が詰まっているかを思い出させてくれます。歴史と栄養の両面から、ひと握りのごはんをたどってみます。

◼️記事の要点

  • おにぎりの起源は弥生時代までさかのぼり、約2000年前の炭化米塊が出土した石川県の遺跡が「おにぎりの日」の由来になっています。

  • ごはんは体と脳を動かすエネルギー源で、おにぎりは水分を含んで腹持ちがよく、一個で手軽にエネルギーを補える優れた携帯食です。

  • 具材を選べばたんぱく質やミネラル、食物繊維を足すことができ、塩加減や握り方の工夫で、おいしさも栄養の満足度も高められます。