最新|野菜・果物摂取と認知症リスク:18,339人コホートが示した関連

最新|野菜・果物摂取と認知症リスク:18,339人コホートが示した関連

野菜を食べているのに、なぜか物忘れが増えてきた気がする。そう感じたことはないでしょうか。年齢を重ねるにつれて、記憶力や認知機能への不安は誰にとっても身近なテーマになっていきます。

世界的に認知症の人口が増え続けるなか、食生活のどこに目を向ければよいのかを知りたいと思う方は少なくないはずです。

2026年6月、American Journal of Clinical Nutritionに、野菜と果物の摂取量と認知症リスクの関連を調べた大規模な研究が発表されました。

3つの前向きコホート研究に加え、既存の研究を統合したメタ解析まで行われた報告で、日々の食卓にとって参考になる知見が示されています。

記事の要点

  • 45歳以上18,339人を7〜13年追跡した3つのコホート研究で、野菜・果物の摂取量が多い人は少ない人より認知症リスクが低い関連が確認されました。

  • 緑葉野菜は1食分の摂取が増えるごとに認知症リスクが低くなる関連が見られ、既存13コホートを合わせたメタ解析でも同様の傾向が裏づけられました。

  • 観察研究であるため因果関係の証明ではありませんが、日々の食事に野菜・果物を積み込む理由の一つとして読み取れる報告です。