朝起きてすぐスマホを見て、日中はパソコンに向かい、夜はまたスマホ。気づけば一日の大半を画面とともに過ごしている、という人は多いのではないでしょうか。
長時間の画面作業のあと、目の奥が重い、しょぼしょぼする、目が乾く。そんな感覚を覚える人が増えています。こうした画面時代の目に、あらためて注目されているのがルテインとゼアキサンチンという二つの栄養素です。
どちらも、ほうれん草や卵黄などに含まれる黄色い色素で、目の中でも光の影響を受けやすい場所に集まって働くと考えられています。2025年には、画面を長く使う人を対象にした無作為化試験の結果が報告され、目の潤いに関わる指標が前向きに動いたことが示されました。
画面と長くつきあう毎日に、この二つの栄養素がどう関わるのかをまとめます。
記事の要点
画面を1日6時間以上使う成人を対象にした2025年の無作為化試験で、ルテインとゼアキサンチンを6か月続けた群は、涙の量と安定性を示す指標が改善したと報告されました。
ルテインとゼアキサンチンは、目の黄斑という部分に集まって青い光をやわらげ、酸化のダメージから目を守る色素として働くと考えられています。
ほうれん草やケール、卵黄、とうもろこしに多く含まれ、体内では作れないため、日々の食事から取り入れたいカロテノイドです。