ホルモンバランスという言葉は、女性の健康を語るときによく耳にします。特に更年期やPMS(月経前症候群)といった話題で注目されることが多いですが、実際にはホルモンの乱れが関係する不調は、年齢や性別を問わず誰にでも起こりうるものです。
近年、日本でも原因不明の倦怠感、イライラ、体重増加、冷え性、不眠などに悩む人が増えています。病院で検査をしても特に異常が見つからず、ストレスや加齢のせいだと片付けられてしまうケースも少なくありません。
こうした不調の背景に「エストロゲン優勢」と呼ばれるホルモンバランスの崩れが隠れている可能性が指摘されています。
この記事では、アメリカの自然療法医であるDr.小澤栄治氏の解説をもとに、エストロゲン優勢のメカニズム、原因、そして日常でできる予防策と改善策について詳しくお伝えします。
記事の要点
- エストロゲン優勢とは、プロゲステロンに対してエストロゲンが過剰になった状態で、PMS、体重増加、甲状腺機能低下、さらにはガンのリスクまで幅広い不調と関連している。
- 原因は更年期だけでなく、環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)、食品中のホルモン、プラスチック製品、慢性ストレスなど現代の生活環境そのものにある。
- 改善には食材選び、化学物質の回避、肝臓のデトックス機能の強化、プロゲステロンの補充、ストレス管理など、生活全体を見直す総合的なアプローチが有効である。