最新|同じビタミンCでも錠剤と点滴で体内の届き方が変わる:経口は体が血中濃度を一定に保っていた

最新|同じビタミンCでも錠剤と点滴で体内の届き方が変わる:経口は体が血中濃度を一定に保っていた

ビタミンCは、だれもが知っている身近な栄養素です。柑橘やキウイ、赤いパプリカ。サプリメントの棚にも必ず並んでいます。

ところが、その効かせ方をめぐって、2026年に興味深い話題が報じられました。同じビタミンCでも、口から摂るのと、点滴で血管に入れるのとでは、体内での届き方がまるで違う、というのです。

海外メディアは2026年8月、点滴のビタミンCが経口とは異なるふるまいをすることを取り上げました。かつて否定されたと思われた話が、じつは届け方の問題だったのではないか、という見方です。

この違いは、日々の食事でビタミンCをどう摂ればよいかを考えるうえでも、静かなヒントをくれます。

記事の要点

  • ビタミンCを口から摂ると、腸での吸収と腎臓からの排泄によって血中濃度が精密に管理され、量を増やしても一定の水準までしか上がらないと報告されています。

  • 古典的な研究では、1.25gを経口で摂ったときの血中ピークは約135μmol/Lだったのに対し、同じ量を点滴で入れると約885μmol/Lに達したとされます。

  • 経口では届かない高い濃度に点滴が達することが、医療現場での特別な使い方が研究される背景であり、日々の食事のビタミンCは「量」より「頻度」で活きる栄養素だといえます。