最新|就寝前のマグネシウムとLテアニン:SNSで広がる夜のスタックを確かめる

最新|就寝前のマグネシウムとLテアニン:SNSで広がる夜のスタックを確かめる

夜、スマホを枕元に置いて目を閉じても、頭のどこかが冴えていてなかなか寝つけない。そんな夜が続く人は少なくありません。ここ最近、SNSのタイムラインには「寝る前にマグネシウムとLテアニンを摂る」という夜のルーティン動画が次々と流れてきます。

おしゃれなグラスに注いだ飲み物、暖色の照明、静かな音楽。眠りにまつわるこうした習慣は「スリーピー・ガール・モクテル」などと呼ばれ、若い世代を中心に大きく広がりました。

話題が先行しているぶん、実際のところどうなのかは気になるところです。今回は、この二つの成分が睡眠に対してどんな働きを持つと報告されているのかを、研究をたどりながら確かめていきます。

記事の要点

  • SNSで広がる「就寝前のマグネシウム+Lテアニン」。2025年に発表された18研究のメタ解析では、Lテアニンが主観的な寝つきや睡眠の質、日中の眠気を改善したと報告されています。

  • マグネシウムについても、2024年の複数のランダム化比較試験で睡眠の改善が報告され、ビスグリシン酸マグネシウムで不眠の重症度スコアが有意に下がった例などがあります。

  • 取り入れるなら、就寝の1時間ほど前にLテアニン200mg前後と吸収のよいマグネシウムを合わせ、午後のカフェインを控え、寝室の光を落とす。派手な飲み物より、静かな習慣として続けるのが実用的です。