最新 | トマトやニンジンに含まれる天然色素フィトエンに寿命延長効果 : アルツハイマー病モデルでも保護作用を確認

最新 | トマトやニンジンに含まれる天然色素フィトエンに寿命延長効果 : アルツハイマー病モデルでも保護作用を確認

食べ物で寿命が変わるという話題は、健康に関心のある人であれば一度は耳にしたことがあるでしょう。カロテノイドと呼ばれる天然の色素成分は、これまでにも抗酸化作用や生活習慣病予防との関連で注目されてきました。

リコピンやベータカロテンといった名前は、日本でも広く知られています。ところが、同じカロテノイドの仲間でありながら、これまであまり注目されてこなかった成分があります。それが「フィトエン」です。

トマトやニンジン、アプリコット、赤ピーマン、オレンジ、パッションフルーツなど、身近な食品に含まれているにもかかわらず、無色であるためにリコピンやベータカロテンほど研究が進んでいませんでした。

日本では超高齢社会が進む中、健康寿命をいかに延ばすかが大きな課題となっています。認知症予防への関心も年々高まっており、食事を通じたアプローチは多くの人にとって取り組みやすい方法のひとつです。

今回、スペイン・セビリア大学とイギリス・ケント大学の共同研究チームが発表した研究では、このフィトエンに寿命延長効果とアルツハイマー病モデルに対する保護作用があることが確認されました。