新型コロナのスパイクタンパク質を体から追い出そうという話を、ネットや海外の情報で見かけた方は少なくないと思います。ナットウキナーゼやウコンといった、どこか聞き覚えのある名前が並んでいて、気になった方もいるでしょう。
こうした話に触れると、つい不安が先に立ちます。落ち着いて眺めてみると、そこにあがっている成分の多くは、私たちが普段の食卓で親しんできた食べ物に含まれるものです。納豆、パイナップル、ウコン、海藻。どれも毎日の食事の延長線上にあります。
今回は、スパイクタンパク質と体の関係を今わかっている範囲で見たうえで、体に備わった掃除と巡りの働きを、身近な食事からやさしく支えるという発想を紹介します。
むずかしい方法を追いかける前に、日々の一皿でできることに目を向けてみます。
◼️記事の要点
感染やワクチンのあと、スパイクタンパク質は多くの人で時間とともに減っていくと報告される一方、一部の人では数か月から1年を超えて残ることも査読研究で確認され、研究者の関心が集まっています。
体には元々、細胞の掃除(オートファジー)や血の巡り、炎症や酸化を穏やかに保つ働きが備わっており、これらを日々の栄養で後押しするという前向きな見方が広がっています。
納豆・パイナップル・ウコン・海藻・甘草といった身近な食材の成分が研究の対象になっており、無理なく食卓に取り入れながら、薬との兼ね合いだけ気に留めておくと安心です。