足がつる、まぶたがピクピクと動く、なんとなく眠りが浅い。どれもありふれた不調で、わざわざ医療機関で相談するほどではないと感じる方が多いかもしれません。
ところが海外には、こうした小さなサインの背後に、あるひとつのミネラルの不足が隠れていることが多い、と説く専門家がいます。
そのミネラルがマグネシウムです。体内で300種類を超える酵素反応に関わり、エネルギーの通貨と呼ばれるATPの中心にも座っている。
それほど欠かせない存在でありながら、現代人の多くが推奨量に届いておらず、しかも通常の血液検査では不足が見えにくいと語られています。
アメリカの医師マーク・サーカス博士は、マグネシウム欠乏症と現代医学をめぐる記事のなかで、この見落としを率直に問い直しています。
今回は、その内容を軸に、なぜこれほど大切なミネラルが見過ごされてきたのか、私たちは日々の食事と暮らしで何ができるのかを読み解いていきます。
◼️記事の要点
マグネシウムは体内で300を超える酵素反応に関わり、エネルギーを生むATPの中心を占める必須ミネラルですが、米国では成人の約8割が推奨量に届いていないと報告されています。
体内のマグネシウムの99%は骨や細胞の中にあり、血液中はわずか1%ほど。一般的な血清検査では不足が見えにくく、見落とされやすいと指摘されています。
土壌の痩せや加工食品、一部の薬、慢性的なストレスが不足を招く背景にあり、サーカス博士は経皮吸収を含む補い方を前向きに紹介しています。