ターメリックの黄色い成分として知られるクルクミンは、抗酸化、炎症、糖代謝の研究で長く扱われてきました。
今回の話題は、前糖尿病または過体重・肥満のある高齢成人を対象に、低用量のクルクミンを12週間摂取した小規模試験です。
血糖の瞬間的な変化ではなく、数か月の平均的な血糖状態を反映する HbA1c に動きが見られた点が注目されます。
記事の要点
- 60歳以上の前糖尿病または過体重・肥満の成人を対象に、80mg/日のクルクミンを12週間摂取する試験が行われました。
- 完了者23人の解析で、クルクミン群では HbA1c の低下が観察され、腸内細菌にも有益菌の増加傾向が見られました。
- 低用量でも糖代謝と腸内環境に働きかける可能性が示され、今後の大規模試験につながる研究です。