お茶は、水の次に世界で最もよく飲まれている飲み物です。緑茶・紅茶・ウーロン茶など種類はさまざまですが、共通しているのが「ポリフェノール」や「フラボノイド」と呼ばれる抗酸化物質を豊富に含んでいるという点です。
これらの成分は、体内の活性酸素を除去し、細胞のダメージを防ぐ働きをします。長年の研究によって、習慣的にお茶を飲む人は心疾患のリスクが低く、長生きする傾向があることが報告されてきました。
日本でも、緑茶文化は古くから根付いており、健康意識の高まりとともに機能性表示食品の緑茶ドリンクや、カテキンを強化したお茶も広く流通しています。毎日お茶を飲んでいるから健康に気を使っていると思っている方も多いのではないでしょうか。
ところが、せっかくのお茶の健康効果も、何を一緒に入れるかによっては半減、あるいはそれ以上に台無しになってしまうことがあります。
アメリカの健康情報メディア「Health.com」が専門家の見解をもとにまとめた記事では、お茶に入れると健康効果が損なわれる可能性がある成分として6つのものが挙げられています。
日本では「お茶にミルクと砂糖」というスタイルはそこまで一般的ではありませんが、甘いペットボトル緑茶や、人工甘味料入りのカロリーゼロ飲料を日常的に選んでいる方も増えています。
また、健康ブームの影響でエッセンシャルオイルをお茶に垂らすという習慣を持つ方も見受けられます。今一度、自分のお茶の飲み方を見直すきっかけにしていただければ幸いです。
記事の要点
- お茶の健康効果はポリフェノールとフラボノイドによるものだが、ミルクや砂糖を加えるとこれらの成分が減少し、効果が損なわれる可能性がある。
- エッセンシャルオイルをお茶に加えることは危険。ペパーミントオイル1滴はペパーミントティー約26杯分に相当するほど濃縮されており、体への毒性リスクがある。
- 人工甘味料(アスパルテームなど)の長期摂取は、WHO・IARCの見解によると糖尿病・心疾患・がんのリスクを高める可能性があり、お茶への添加は避けることが推奨される。