最新|ロングCOVIDのブレインフォグと運動:VO2 maxと記憶の関連

最新|ロングCOVIDのブレインフォグと運動:VO2 maxと記憶の関連

考えがまとまらない、言葉が出にくい、集中が続かない。ロングCOVIDで語られるブレインフォグは、疲労感や息切れと同じくらい生活の質に影響しやすい症状です。

仕事、家事、会話、読書のような日常の動作が、以前より重く感じられることがあります。

Thailand Medical Newsが取り上げた新しい研究では、ブラジルの研究チームが、COVID-19で入院した経験のある成人34人を対象に、心肺フィットネスと認知機能の関係を調べています。

注目されたのは、VO2 max(最大酸素摂取量)という心肺機能の指標と、記憶、注意、言語などを評価する認知検査のスコアです。

結果として、VO2 maxが高い人ほど認知機能スコアが高く、特に記憶領域との関連が強く見られました。

ロングCOVIDの脳の不調を、血流、代謝、炎症、体力、日々の活動量とつながる全身の状態として捉える手がかりになる研究です。

記事の要点

  • ブラジルの横断研究で、COVID-19入院後の成人34人を対象に、心肺機能と認知スコアの関係が調べられました。
  • VO2 maxが高い人ほどACE-Rの総合スコアが高く、特に記憶領域との関連が強く報告されました。
  • ロングCOVIDのブレインフォグを、血流、炎症、体力、活動量が重なり合う全身のコンディションから捉える手がかりになります。