土用しじみと丑の日:夏が旬の貝に詰まった栄養

土用しじみと丑の日:夏が旬の貝に詰まった栄養

土用の丑の日といえば、うなぎを思い浮かべる人が多いと思います。けれども、丑の日にちなんだ食べ物はうなぎだけではありません。昔から「土用しじみは腹薬」という言葉があり、夏のしじみもまた、この時期に大切にされてきた食べ物です。

2026年の土用の丑の日は7月26日、夏の土用は7月20日から8月6日までの期間にあたります。ちょうどこの頃、しじみは産卵を控えて身がふっくらと太り、一年のなかでも味わいが増す旬を迎えます。

小さな貝ですが、味噌汁に散らせば、あさりとはまた違う滋味が広がります。今回は、丑の日にもう一つ思い出したい土用しじみを、含まれる栄養の面からながめ、家庭での食べ方につなげていきます。

記事の要点

  • 2026年の土用の丑の日は7月26日、夏の土用は7月20日から8月6日です。うなぎが知られますが、昔から「土用しじみは腹薬」と言われ、夏のしじみもこの時期に旬を迎えます。

  • 夏のしじみは産卵前で身が太り、ビタミンB12・鉄・亜鉛・カルシウムといったビタミンやミネラルに加え、タウリンやオルニチンなどの成分を含みます。

  • 味噌汁が定番で、砂抜きや冷凍でさらに扱いやすくなります。オルニチンは古くから肝臓によいと言われてきた成分で、しじみを暮らしに取り入れる一つの手がかりになります。