梅雨が明けるころから、体の重さやだるさを感じやすくなる方は少なくありません。汗をたっぷりかいた日の夕方、水を飲んでもなかなかすっきりしない、という感覚を覚える方もいるでしょう。
汗には水分とともに、ナトリウムやカリウム、マグネシウムといったミネラルも含まれています。暑い季節に体調を崩しやすい背景には、こうした電解質の喪失が関わっていることがあります。
夏の体調管理を考えるとき、水分補給と並んで、汗とともに失われるミネラルの補い方を知っておくと、日々の食事の組み立て方が変わってきます。
◼️記事の要点
汗には水分とともにナトリウムやカリウム、マグネシウムなどの電解質も含まれ、大量の発汗ではこれらのミネラルも一緒に失われます。
暑熱下での屋外作業を調べた研究では、4時間で1人あたり平均約3.9リットルの発汗と、約4900ミリグラムのナトリウム喪失が観察されています。
電解質は水分補給だけでは補いきれず、塩分やカリウムを含む食品、マグネシウムを含む食材を食事に取り入れることが、夏の体調を支える手がかりになります。