夏の食卓で、青じそを一枚足すだけで空気が変わります。そうめん、冷奴、刺身、きゅうりの浅漬け、焼きなす。刻んでも、ちぎっても、手のひらで軽くたたいても、立ち上がる香りが食欲を連れてきます。
赤じそなら、梅仕事、ゆかり、しそジュース。紫蘇は少量で力を発揮する葉です。日本の夏を支える薬味として、栄養と香りを同時に運んでくれます。
◼️記事の要点
青じそ・大葉は、β-カロテン、ビタミンK、カルシウム、カリウム、食物繊維を多く含む、栄養密度の高い香味野菜です。
紫蘇の香りや色には、ペリルアルデヒド、ロスマリン酸、ルテオリン、アントシアニンなどの植物成分が関わり、研究者の関心も集めています。
抽出物を使った研究では成分の働きが検討されており、食卓では数枚の葉を薬味として味わえます。普段の一皿には、香りを添える食べ方がよく合います。