最新|ビフィズス菌と肌:摂取1カ月で顔のしみが改善した順天堂大の研究

最新|ビフィズス菌と肌:摂取1カ月で顔のしみが改善した順天堂大の研究

腸の中にすむ菌が、顔の肌の調子に関わっている。そう聞くと、少し意外に思われるかもしれません。お腹の状態と肌つやは、ふだん別々のものとして語られることが多いからです。

けれど近年、腸内環境と肌のあいだには見えないつながりがあるという見方が、研究の世界で少しずつ広がってきました。腸を整える代表的な菌として知られるビフィズス菌が、肌の状態にまで影響しうるという報告も出てきています。

今回取り上げるのは、順天堂大学大学院医学研究科の西川百合子特任助手らが行った研究です。

健康な女性にビフィズス菌の一種を摂取してもらい、顔の肌に起きる変化を画像で丁寧に追いかけました。その結果、しみや毛穴の状態に変化が見られたといいます。

腸の菌が、なぜ顔の肌にまで届くのか。日差しが強まり、肌が外からの刺激を受けやすくなる初夏のこの時期に、内側から肌を支える視点として整理していきます。

記事の要点

  • ビフィズス菌は腸内環境を整える菌として広く知られていますが、その働きが顔の肌の状態にも関わる可能性が、近年の研究で注目を集めています。
  • 腸と肌は体の離れた場所にありながら影響し合うと考えられており、その背景には免疫や炎症をめぐる体の仕組みがあります。
  • 順天堂大学の研究では、健康な女性がビフィズス菌M-16Vを3カ月間摂取し、顔のしみや毛穴にどのような変化が表れたのかが画像で評価されました。