老化の大きな要因として「酸化」が挙げられるようになって久しいですが、その酸化にアプローチする成分として、ここ最近また注目を集めているのが「水素」です。
10年ほど前に水素水や水素バーが一大ブームとなり、そして静かに熱が冷めた。そんな記憶をお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、VOGUE JAPANをはじめとするファッション・美容メディアが再び取り上げるようになり、美容感度の高い層のあいだで水素が改めて話題にのぼっています。
前回のブームで「なんとなく効果がなかった」という印象を持った方もいるでしょう。でも実は、水素そのものに問題があったわけではなかったといいます。
今回は、この水素という成分を「美容」の視点だけでなく、私たちが日頃から向き合っている「栄養と健康」の観点から丁寧に読み解いていきます。
記事の要点
- 水素はあらゆる物質の中で最小の分子であり、その小ささゆえに肌の奥や体内をスムーズに移動できる。抗酸化成分として「悪玉の活性酸素だけを選択的に除去する」という特性が再評価されている。
- 過去のブームで「効果なし」という印象が広がったのは、水素の揮発しやすい性質を理解しないまま製品が流通したためで、適切な形で取り入れれば本来の効果を発揮できる。
- 水素は肌への外用だけでなく、サプリメントとして体内から取り入れることもでき、ビタミンCなど他の抗酸化成分との相乗効果も期待されている。