最新|ビタミンCがCOVID-19の炎症指標IL-6を下げた:45試験3,793人の解析で判明

最新|ビタミンCがCOVID-19の炎症指標IL-6を下げた:45試験3,793人の解析で判明

COVID-19にかかったとき、標準的な医療ケアに加えて何か栄養面でできることはないか。回復期を過ごした人やその家族から、そんな声を聞くことがあります。

サプリメントや栄養補助食品への関心は根強くありますが、実際にどれだけの根拠があるのかをまとめて検討される機会は多くありませんでした。

2026年7月に専門誌『Frontiers in Nutrition』で報告された大規模な解析は、この問いに一つの答えを示しています。

記事の要点

  • 中国・北河南医科大学臨床学院の研究者らが、18か国3,793人のCOVID-19患者を対象にした45件のランダム化比較試験を統合解析し、2026年7月に『Frontiers in Nutrition』で報告しました。

  • 標準的な医療ケアに加えてビタミンCを補った群は、重症化に関わる炎症性タンパク質IL-6が、標準ケアのみの群と比べて有意に低下していました(平均差−88.77、95%信頼区間−139.02〜−38.66)。

  • ナノクルクミンを補った群はリンパ球数の有意な増加が見られた一方、多くのサプリメントは死亡率や発熱などの主要な臨床指標で有意な改善を示さず、研究チームは補助療法として慎重に位置づけるべきだとしています。