眠れない夜、胃がもたれるとき、肌荒れが気になるとき、そんなときにそっと寄り添ってくれるのが、カモミールティーです。
甘くやわらかな香りで知られるこのハーブは、古代エジプトや古代ローマの時代から薬草として使われてきた長い歴史を持っています。
日本でもカモミールティーはスーパーやドラッグストアで手軽に手に入るなじみ深いハーブティーです。
リラックス効果や安眠効果があることは多くの方がご存じかと思いますが、実はその働きは眠りを助けるだけにとどまりません。
近年の科学的研究によって、消化器系のサポート、肌の健康、血糖の調整、さらにはがん予防の可能性まで、カモミールの多彩な健康効果が次々と裏付けられています。
NaturalNews.comに掲載された記事では、こうした最新の研究知見をまとめながら、カモミールが「自然界の穏やかな薬」としていかに幅広い健康効果を持つかを解説しています。
副作用のリスクが低く、日常的に取り入れやすいこのハーブの実力を、あらためて見直してみましょう。
記事の要点
- カモミールに含まれるアピゲニンというフラボノイドが脳の受容体に結合してリラックスを促し、副作用や依存性なく睡眠の質を改善することが研究で確認されている。
- 消化管の平滑筋を緩める抗けいれん作用でお腹の不調をやわらげ、抗炎症作用はイブプロフェンに匹敵するとも言われる。さらに2型糖尿病患者では8週間の飲用で血糖値の改善が見られた研究もある
- 抗酸化物質のカマズレンやフラボノイドが肌の酸化ダメージを軽減し、局所塗布でも湿疹・やけど・ニキビを鎮静する。アピゲニンにはホルモン関連がんの抑制に関わる酵素を阻害する可能性も示されている