食べ物の味がなんとなく薄く感じる、食欲が落ちた、髪が抜けやすくなった。そんな変化を感じたことはありませんか。もしかしたら、それは亜鉛不足のサインかもしれません。
亜鉛は体内で300以上の酵素反応に関わる必須ミネラルです。免疫・皮膚・ホルモン・生殖・眼・気分・傷の修復など、あらゆる健康機能に深く関わっています。
それにもかかわらず、世界では少なくとも20億人が亜鉛不足とされており、日本でも食事の偏りや服用している薬の影響で、気づかないうちに欠乏している方が少なくありません。
この記事では、米国の管理栄養士ハイジ・モレッティ氏(The Healthy RD)が解説する「亜鉛味覚テスト」の方法と、亜鉛不足がもたらす多様な健康リスクについてご紹介します。
亜鉛味覚テストは自宅で簡単にできる亜鉛の状態チェック法で、知っておくだけで健康管理の幅が広がります。
記事の要点
- 亜鉛は体内で300以上の酵素反応に関わる重要なミネラルで、免疫・皮膚・ホルモン・気分・傷の修復など幅広い健康機能に必要ですが、世界的に欠乏が非常に多い状態です。
- 液体の硫酸亜鉛を使った亜鉛味覚テストで、自宅でも約10〜30秒で亜鉛の充足状態をある程度把握でき、研究では70〜100%の精度があると報告されています。
- 多くの薬が亜鉛を消耗させることが知られており、服用中の方はとくに亜鉛の補給を意識することが重要です。サプリメントの種類によって適した用途が異なります。