食後のもたれ、膨満感、便秘、食べたあとの疲れが続くと、原因となる食品を探したくなります。
食物アレルギーや感染症、胃腸の病気などを見分けることは大切ですが、消化器が働くための「エネルギー」に目を向けると、別のつながりも見えてきます。
消化は、食べ物が自然に溶けて吸収される受け身の作業ではありません。胃酸を分泌し、消化酵素をつくり、胆汁を送り、腸を動かし、栄養を細胞へ取り込み、腸粘膜を数日ごとに入れ替える。
どの段階でも細胞はATPを使っています。LifeBludはこの関係を「強い消化力は、細胞が仕事をするエネルギーを持っている外向きのサイン」と説明しています。
記事の要点
胃酸を出すプロトンポンプ、腸のぜん動、栄養の能動輸送、腸粘膜の更新にはATPが必要です。
甲状腺ホルモン、ミトコンドリア、自律神経、肝臓と胆汁が、胃腸の分泌・運動・吸収を一つの流れとして支えます。
消化と代謝は双方向で、よく消化吸収できるとATPの材料が届き、エネルギーが増えると消化器の仕事も進みやすくなります。