食・栄養・健康を、深く読む。
台所と栄養台所で変わる
ビタミン・ミネラル
ゆでる。焼く。レンジにかける。
同じ食材でも、調理で重さと栄養の見え方が変わります。
食品成分表を使って、2つのものさしで比べてみましょう。
01 食材と調理方法を選ぶ
公式の対応データがある方法だけを表示
02 比べる量を選ぶ
重さは1〜1,000 gの整数で入力してください。
棒の長さは、栄養素ごとに調理前と調理後を比較したものです。異なる栄養素どうしの量は比較できません。
成分表の調理前・調理済みの値は、分析値や計算値を組み合わせた標準値です。厳密な同一試料の前後実験の結果としては扱えません。家庭での出来上がりを保証する値でもありません。
数字を見るときの、小さな手がかり
重さが変わると、見え方も変わる
水分が減ると、100 gに含まれる量が高く見えることがあります。「100 g 当たり」と「同じ材料から作った量」を切り替えて確かめてみてください。
「ゆでた後」までが調理条件
湯切り、水冷、手で搾る工程も数値に関わります。ここで使うゆで・水煮の値は、捨てた汁の栄養を含みません。
この比較に使っている食品と調理条件
計算式・丸め方・数値の読み方
同じ材料から作った量
調理後の重さ = 調理前の可食部の重さ × 重量変化率 ÷ 100
調理後の成分量 = 調理済み食品の100 g当たりの成分値 × 調理後の重さ ÷ 100
調理前の成分量も、100 g当たりの値に調理前の重さ ÷ 100を掛けます。重量変化率は「調理前を100とした調理後の重さ」で、栄養素の残る割合ではありません。
米は洗米・加水前、乾燥豆は浸水前、乾燥パスタはゆでる前の重さを入力します。選んだ食品の部位と調理条件は、上の出典欄で確認できます。
100 g 当たり
調理前100 gと調理済み100 gの収載値をそのまま比較します。材料の出発量が違うため、この単純比を「損失率」とは呼びません。
表示の精度
計算途中は丸めず、推計結果は小数第2位を四捨五入して小数第1位まで表示します。末尾の0は省略。元の値より精密に測れたという意味ではありません。正の数が丸めで0になる場合は「0.1未満」とします。
「—」は未測定などの欠測、「微量」はTrで、どちらも0に置き換えません。収載値の0は、検出されなかった場合や記載基準未満を含み、完全な不含を意味しません。括弧付きの値は原資料での推定値として区別します。採用67項目の4成分には、欠測・微量(Tr)・括弧付きの0(推定)が含まれます。元の記号は採用データ一覧で確認できます。
数値が調理前を上回る場合も、100%に丸め込まず示します。水分・試料・収載値の決め方などが関わるため、調理によって栄養素が新たに作られたと判断はできません。
出典・採用範囲を確認する
出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」。第2章データ・電子書籍は2026年3月27日付の掲載ファイルを使用。公式入口・公表履歴は2026年10月23日に確認しました。30食品、67収載項目、37組の比較を採用しています。
食品成分データは文部科学省の案内に沿って出典を明記し利用しています。選択・換算・画面表示はJapan Healthによるものです。