玄米完全図鑑|構造、精米、栄養、炊飯、食文化、選び方、安全性まで

玄米完全図鑑|構造、精米、栄養、炊飯、食文化、選び方、安全性まで

第1章 30秒でわかる玄米

玄米は、どんな米?
稲の籾から硬い籾殻を取り除き、ぬか層と胚芽を残した米。粒の中心には、でんぷんを蓄えた胚乳がある。

白米とは何が違う?
白米は、玄米のぬか層と胚芽を精米で取り除いたもの。同じ品種から、玄米にも白米にも加工できる。

茶碗1杯で何が摂れる?
炊いた玄米150gを一杯とする例で、228kcal、たんぱく質4.2g、食物繊維2.1g、マグネシウム約74mg、ビタミンB1 0.24mg。

生米100gと、ご飯100gは?
生の玄米は346kcal、炊いた玄米は152kcal。炊飯で水を含むため、同じ重さでも米の成分の濃さが変わる。

玄米にも品種がある?
コシヒカリなどの品種を、玄米として食べられる。うるち米ともち米でも、炊き上がりの粘りが異なる。

発芽玄米はどんなもの?
玄米を発芽させてから製品にしたもの。加工によって食感やGABAなどの成分量が変わる。

ふっくら炊くには?
炊飯器の玄米用の水位とモードを使い、浸水は米の袋と取扱説明書に合わせる。

どんな料理に合う?
粒の歯ごたえと香ばしさを生かしたカレー、焼きおにぎり、魚や豆料理を添える定食に。

袋のどこを見る?
名称、原料玄米の産地・品種・産年、調製時期、炊き方。加工済みの商品は原材料も確認する。

生米の保存は?
乾いた密閉容器へ入れ、冷蔵庫などの低温で保管。使う量に合う袋を選ぶと、香りを楽しみやすい。

図1 炊いた玄米100gと、茶碗1杯150gの換算例。文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の水稲めし・玄米01085から算出。調味料は含まない。