最新|イラクサ(ネトル)パウダーを混ぜたクッキーは血糖指数が74から52まで下がった:20%配合+エリスリトールで最大の下げ幅

最新|イラクサ(ネトル)パウダーを混ぜたクッキーは血糖指数が74から52まで下がった:20%配合+エリスリトールで最大の下げ幅

焼き菓子は糖質が多く血糖値を急上昇させやすい食品の代表格ですが、配合を少し変えるだけでその性質が大きく変わることがあります。小麦粉の一部を別の植物の粉に置き換えるという、調理のひと手間だけで数字がどう動くのかを確かめた研究がポーランドから報告されました。

今回の主役は、春の野草として古くから親しまれてきたイラクサ(ネトル、学名Urtica dioica)です。2026年9月、学術誌Nutrientsに掲載された研究で、研究チームはRaczkowska氏、Sławińska氏、Woźniak氏、Rak氏、Gajda氏、Lachowicz-Wiśniewska氏ら。

小麦粉の0〜50%をイラクサパウダーに置き換えたショートブレッククッキーを作り、甘味料には砂糖(ショ糖)またはエリスリトールを使い、味や食感への影響と、実際に食べたときの血糖値への影響の両方を調べています。

血糖指数(GI)は、同じ量の糖質を含む食品を食べたときに血糖値がどれだけ上がりやすいかを、ブドウ糖を基準にした相対値で表した指標です。血糖負荷(GL)は、そのGIに加えて実際に食べる1食分あたりの糖質量も加味した、より実生活に近い指標とされています。どちらも、焼き菓子のような糖質を多く含む食品の性質を評価するうえでよく使われる値です。

記事の要点

  • イラクサパウダーを混ぜたショートブレッククッキーで、血糖指数(GI)がショ糖クッキーの73.77から52.10まで下がりました。
  • 120人の官能評価で10〜20%配合は許容範囲内、22人の健康な成人でGI・GLを実測した結果です。
  • エリスリトールはGIを変えませんでしたが、血糖負荷(GL)はショ糖よりさらに下げました。

この先では、120人の官能評価の詳細な結果や、健康な成人22人を対象にしたGI・GL実測値の具体的な数値、さらに日常の食卓への取り入れ方について詳しく解説しています。

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