炊飯器を開けたときの湯気と、つやのある白いごはん。新米の季節は、おかずを考える前に、まず一口味わいたくなります。長野県でも、新米は9〜10月頃から出荷されると案内されています。
そのごはんに、ぷちっとした食感の大麦を混ぜる。麦ごはんは、秋の食卓を楽しみながら、毎日の主食に食物繊維を加えられる食べ方です。日本人を対象にした食事の比較でも、白米と大麦を組み合わせたときの食後血糖が調べられてきました。
ごはんの香り、麦の歯ごたえ、隣に置く焼き魚。いつもの一膳に大麦を加えると、食物繊維のとり方と食後の体の反応が変わります。
記事の要点
- 大麦には水溶性食物繊維のβ-グルカンが含まれます。粒の内側にも分布するため、外側を削った麦ごはん用の大麦からも取り入れられる成分です。
- 健康な成人15人の食事比較では、白米と高β-グルカン大麦を半分ずつにした主食で、白米の食事より食後30分の血糖値が低くなりました。
- 麦ごはんは、米に大麦とその分の水を加えて炊く身近な料理です。製品の水加減を確かめ、好みの食感といつもの一膳の量を基準に取り入れられます。