最新|睡眠と病気のリスク:レム睡眠が多い人ほど83の病気にかかりにくかった

最新|睡眠と病気のリスク:レム睡眠が多い人ほど83の病気にかかりにくかった

心不全、心房細動、虚血性心疾患、パーキンソン病、多発性硬化症、認知症。一見バラバラに見えるこれらの病気に共通して関わっていたのが、レム睡眠の量でした。

イギリスの大規模バイオバンク、UK Biobankの参加者95,559人を対象にした研究が、手首に着けた活動量計のデータと9年にわたる病歴を突き合わせ、睡眠の中身と1,049種類の健康アウトカムの関係を描き出しています。

2026年9月、学術誌『PLOS Medicine』に発表されました。

記事の要点

  • UK Biobank参加者95,559人の手首型活動量計データと、中央値8.9年の追跡データを使い、睡眠パターンと1,049種類の病気の関連を調べた研究が発表されました。
  • レム睡眠が多いほど83種類の病気のリスクが低く、深い睡眠(N3)が多いほど7種類の病気のリスクが低いという関連が示されました。
  • 睡眠時間は6~8時間の人でもっとも好ましい睡眠の構成が見られ、5時間未満の極端な短時間睡眠ではリスクの上昇が広い範囲で見られました。

この先では、レム睡眠の量と関連があった病気の具体的な種類と、研究チームが示した数値を見ていきます。心不全・認知症・パーキンソン病それぞれで示された割合の違いと、短時間睡眠で特にリスクが高まっていた範囲、睡眠の質を支える食事面の工夫も具体的にまとめました。

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