女性の健康を考えるとき、乳がんは多くの方が気にかけるテーマです。年に一度の検診を受け、家族に既往があれば余計に意識する。それでも、日々の食事で何ができるのかとなると、はっきりした手がかりが少ないままでした。
その手がかりの一つとして、ビタミンB群の名前が挙がってきています。2026年、欧州7か国の女性を対象にした大規模な調査の結果がThe American Journal of Clinical Nutrition誌に発表され、食事から摂るビタミンB2とビタミンB12の量が多い女性ほど、乳がんの発症が少なかったことが報告されました。
B2もB12も、レバーや魚介、卵、納豆といった身近な食品に含まれています。この2つのビタミンが体の中で担う役割と、乳がんとの関連が報告された背景を、研究内容とあわせて紹介します。
記事の要点
欧州7か国の女性を対象にした調査で、食事からのビタミンB2摂取が多いほど乳がんの発症が7%低く、ビタミンB12でも6%低いという関連が報告されました。