カメラ、目覚まし時計、音楽プレーヤー、電子書籍リーダー。この15年ほどで、手のひらの1台が引き受けてきた役割の一部です。
その役割を元の道具へ戻す動きがTikTokで広がっていると、Vogue Japanが2026年8月9日の記事で伝えました。Z世代を中心にした「アナログ回帰」で、主役は目覚まし時計、デジタルカメラ、有線ヘッドホン、紙の本です。
描かれているのは、スマホをやめる話ではありません。テクノロジーを拒まず、道具ごとの役割を取り戻して使い分ける、使い方の再設計です。
この動きを健康の目線で読むと、入口は二つ見えてきます。睡眠と、食事です。2026年8月に発表された英国の10代の研究、睡眠を延ばすと食べる量が変わった米国の研究、食卓の「ながら」を調べた研究を、順にたどります。
記事の要点
- Z世代を中心に広がる「アナログ回帰」は、スマホをやめるのではなく、目覚まし時計や紙の本などへ役割を分け直す動きとして紹介されています。
- 英国の10代82人がスマホとSNSを21日間離れたところ、睡眠時間や気分などに改善の兆しが見られ、2か月後には維持されていなかったと報告されています。
- 睡眠を延ばすと1日のエネルギー摂取が約270kcal減った研究や、食事中の「ながら」を調べた分析から、寝室と食卓に意識を向ける手がかりが見えてきます。
この先では、スマホとSNSを離れた21日間の実験における睡眠や気分への影響に加え、睡眠時間の延長が食べる量や食卓の「ながら」にどう結びつくのかを、具体的な研究データを交えて詳しく掘り下げています。
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