最新の記事

JAPAN HEALTH / STORIES
最新|ビタミンB3が致死性の小児遺伝病を救う可能性:マウス実験で寿命が40倍以上に延びた

最新|ビタミンB3が致死性の小児遺伝病を救う可能性:マウス実験で寿命が40倍以上に延びた

ビタミンというと、とにかく摂れば良いもの、というざっくりしたイメージを持っている方も多いでしょう。実際、ドラッグストアにはさまざまなビタミンサプリが並んでいて、根拠が曖昧なまま手軽に購入できてしまいます。 一方で、特定のビタミンが特定の病気に対して本当に劇的な効果をもたらすことがある、という事実はあまり知られないまま埋もれていることがあります。 かつて1900年代初頭、壊血病がビタミンCで、脚気がビタミンB1で治ることが発見され、複数のノーベル賞が授与されました。 しかし近年はサプリメントが簡単に手に入るようになった一方で、どの病気にどのビタミンが本当に効くのかという体系的

続きを読む
Japan Health
最新|重金属を体から排出する食品:キッチンにある天然の解毒食材

最新|重金属を体から排出する食品:キッチンにある天然の解毒食材

鉛・水銀・ヒ素・カドミウムといった重金属は、現代の環境に広く存在しています。大気汚染・土壌汚染・食品・飲料水を通じて、私たちは日常的に微量の重金属にさらされています。 日本でも、食品中の重金属汚染や産業廃棄物による水質汚染が社会問題として取り上げられることがあり、特に育ち盛りの子どもや長期的な蓄積リスクを抱える成人にとって、重金属の影響は無視できないテーマです。 重金属の厄介なところは、体内に「自動的に排出する機能」がほとんどないという点です。鉛は骨や脳組織に蓄積し、水銀は神経系や腎臓に、ヒ素は発がん性物質として国際がん研究機関(IARC)に分類されており、カドミウムは生涯にわ

続きを読む
Japan Health
最新|便秘の原因は「腸の動き」だけじゃなかった:腸内細菌が直接引き起こす細菌性便秘が世界初発見

最新|便秘の原因は「腸の動き」だけじゃなかった:腸内細菌が直接引き起こす細菌性便秘が世界初発見

便秘は、日本人にとって身近すぎる悩み 便秘は、日本人の多くが一度は経験したことのある、とても身近な悩みのひとつです。市販の便秘薬やヨーグルトなどの腸活食品が飛ぶように売れ、腸内環境を整えることへの関心はここ数年でますます高まっています。 一般的に、便秘の原因としては「腸の動きが悪くなること(蠕動運動の低下)」がよく知られています。水分不足や運動不足、食物繊維の不足、ストレスなどが重なって腸の動きが鈍くなり、便が滞ってしまう。そういった説明を耳にした方も多いのではないでしょうか。 ところが、実際には腸の動きを促す薬を使っても、なかなか改善しない患者さんが一定数いることが以前

続きを読む
Japan Health
最新|慢性的な肌トラブルの本当の原因は腸にある:腸と皮膚をつなぐ腸皮膚軸の最新科学

最新|慢性的な肌トラブルの本当の原因は腸にある:腸と皮膚をつなぐ腸皮膚軸の最新科学

湿疹・ニキビ・乾癬・酒さなどの慢性的な肌トラブルに悩む方は少なくありません。 日本でも、アトピー性皮膚炎の患者数は成人でも増加傾向にあり、皮膚科を受診してもクリームや抗生物質を繰り返し処方されるだけで、根本的な改善につながらないと感じている方も多いのではないでしょうか。 実は、肌の状態を左右している大きな要因のひとつが「腸の健康状態」であることが、近年の研究で明らかになっています。 腸と皮膚は、免疫・代謝・炎症反応を通じて双方向に影響し合っており、これを「腸皮膚軸」と呼びます。この概念自体は1930年代にすでに提唱されていたにもかかわらず、現代の皮膚科医療ではあまり注目され

続きを読む
Japan Health
最新|水は薬になる:水素吸入とマグネシウム重炭酸塩水、最良の水の選び方

最新|水は薬になる:水素吸入とマグネシウム重炭酸塩水、最良の水の選び方

私たちは毎日、何気なく水を飲んでいます。しかし、どんな水を・どのように飲むかによって、体への影響は大きく変わります。 水は単に「喉の渇きを癒すもの」ではなく、適切に選ぶことで体の機能をサポートする「薬」にもなり得ます。 日本でも近年、水素水・ミネラルウォーター・アルカリイオン水など、機能性を謳った水への関心が高まっています。 コンビニや薬局でも様々な種類の水が販売されており、「結局どれがいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。 今回は、自然療法の分野で長年にわたって研究・発信を続けるMark Sircus博士のSubstack動画をもとに、水分補給の重要性・

続きを読む
Japan Health
最新|たった3分で脳がリセットされる:自然の力でストレスが消えるメカニズムを神経科学が解明

最新|たった3分で脳がリセットされる:自然の力でストレスが消えるメカニズムを神経科学が解明

現代の日本では、スマートフォンやパソコンの画面を一日中眺め、通知に追われ、ニュースを浴び続けるのが当たり前になっています。 気づかないうちに脳は疲弊し、何となく気持ちが落ち着かない、ぼんやりする、イライラが止まらないといった状態が続いている方も少なくないのではないでしょうか。 厚生労働省の調査でも、日本人のストレスや精神的な疲労感は年々増加傾向にあることが示されています。 特に病気を抱えている方にとっては、日々の治療や体の不調に加え、精神的な負荷がのしかかるという二重の苦しさを感じることもあるでしょう。 そんな中、カナダのマギル大学などの研究チームが非常に興味深い研究成

続きを読む
Japan Health
最新 | ビタミンD不足がドライアイのリスクを高める:約1,200万人のデータが示した大規模研究の結果

最新 | ビタミンD不足がドライアイのリスクを高める:約1,200万人のデータが示した大規模研究の結果

ドライアイは目の表面の病気で、目のかすみや不快感、充血などを引き起こし、現代人にとって身近な悩みのひとつになっています。 スマートフォンやパソコンの普及、エアコンの使用増加などを背景に、 日本でも患者数は増え続けており、推計では数百万人規模といわれています。 一方、ビタミンDは骨の健康だけでなく、炎症を抑えたり免疫を調整したりする働きがあることが近年明らかになってきました。 目の表面(眼表面)は、免疫や炎症と深く関わる組織であることから、ビタミンD 不足がドライアイに影響するのではないかという仮説が研究者の間で注目されていました。

続きを読む
Japan Health
最新|毎日の習慣が遺伝子を変える:睡眠・運動・食事・ストレス管理・人とのつながりが遺伝子に与える影響

最新|毎日の習慣が遺伝子を変える:睡眠・運動・食事・ストレス管理・人とのつながりが遺伝子に与える影響

「うちは家族みんな心臓病だから、自分もきっとそうなる」そう思ったことはないでしょうか。遺伝子は変えられないと信じている方は多いですが、実は「遺伝子そのもの」と「遺伝子の働き方」は別物です。 統合医療医であり「Longevity Made Simple」の著者でもあるDr. Shad Marvasti(シャド・マーバスティ博士)の患者の中に、心臓病家系で自分の運命を受け入れていた50代の男性がいました。 しかし睡眠・運動・食事といった日常の習慣をいくつか変えただけで、数ヶ月のうちに血圧が下がり、炎症マーカーが改善されました。彼は言いました。「遺伝子が運命だと思っていた。でも習慣こ

続きを読む
Japan Health
最新|なぜ今、水素が再ブーム? スキンケア成分としての水素を栄養・健康の視点から読み解く

最新|なぜ今、水素が再ブーム? スキンケア成分としての水素を栄養・健康の視点から読み解く

老化の大きな要因として「酸化」が挙げられるようになって久しいですが、その酸化にアプローチする成分として、ここ最近また注目を集めているのが「水素」です。 10年ほど前に水素水や水素バーが一大ブームとなり、そして静かに熱が冷めた。そんな記憶をお持ちの方も多いかもしれません。 しかし、VOGUE JAPANをはじめとするファッション・美容メディアが再び取り上げるようになり、美容感度の高い層のあいだで水素が改めて話題にのぼっています。 前回のブームで「なんとなく効果がなかった」という印象を持った方もいるでしょう。でも実は、水素そのものに問題があったわけではなかったといいます。

続きを読む
Japan Health
最新|眠れない夜のお酒は逆効果だった:寝酒が睡眠を壊す仕組みと、今日からできる改善策

最新|眠れない夜のお酒は逆効果だった:寝酒が睡眠を壊す仕組みと、今日からできる改善策

眠れない夜、お酒を飲むとスッと眠りに落ちる。そんな経験から、寝る前の一杯が習慣になっている方は少なくないはずです。実際、国立精神・神経医療研究センターの報告では、週1回以上、眠るためにアルコールを摂取している人の割合が男性で48.3%、女性で18.3%にのぼると報告されています。 しかし科学的な研究は、寝酒の「効果」に対して厳しい答えを示しています。アルコールは確かに寝つきを良くしますが、その代わりに睡眠の後半を大きく乱し、起きたときの疲労感や寝た気のしない感覚をもたらしやすいのです。 今回はOrganic Science LAB様の記事をもとに、アルコールが睡眠に与える影響を

続きを読む
Japan Health
最新|ビタミンCで肌を内側から整える:コラーゲン生成・細胞再生・抗酸化でエイジングケアを科学する

最新|ビタミンCで肌を内側から整える:コラーゲン生成・細胞再生・抗酸化でエイジングケアを科学する

肌の見た目は、私たちの印象に大きな影響を与えます。加齢や不健康な生活習慣は、シワや肌のたるみ、くすみとなって皮膚に刻まれていきます。若々しい肌を保ちたいという思いは、年齢を重ねるほど強くなるものです。 日本では現在、スキンケア市場が拡大しており、高価なクリームや美容液を取り入れる方も少なくありません。しかし近年の研究は、「外側から塗るケア」よりも「内側から栄養を届けるケア」のほうが、より根本的で持続的な効果をもたらす可能性があることを示しています。 特に、食事やサプリメントからのビタミンC摂取が肌の状態に直接的な好影響を与えることが、科学的に裏付けられはじめています。 ニュ

続きを読む
Japan Health
最新|ダークチョコレートの苦甘い真実 :健康効果と重金属汚染リスクを正しく知る

最新|ダークチョコレートの苦甘い真実 :健康効果と重金属汚染リスクを正しく知る

チョコレートは人類の食の歴史において特別な地位を占めてきました。古代マヤ・アステカ文明では神聖な飲み物として扱われ、「テオブロマ・カカオ(神の食べ物)」という学名がその特別さを今に伝えています。 近年は抗酸化物質・ポリフェノールが豊富なスーパーフードとして再評価され、ダークチョコレート市場は日本でも急成長しています。 一方で、日本の消費者には「カカオ含有率が高いほど健康的」というイメージが広まっていますが、実はカカオ含有率が高いほど重金属汚染のリスクも高くなるという逆説的な事実があります。 消費者庁や農林水産省は食品中の重金属基準値を設けていますが、チョコレート中のカドミウ

続きを読む
Japan Health
最新 : アスタキサンチンと心臓病 : 細胞レベルで血管を守る、天然色素の心血管保護作用

最新 : アスタキサンチンと心臓病 : 細胞レベルで血管を守る、天然色素の心血管保護作用

心臓病・脳卒中に代表される心血管疾患は、世界の全死亡原因の約30%を占めるとされています。日本においても、がんに次ぐ主要な死因として長年にわたり問題視されており、生活習慣病の予防という観点から、栄養と心臓の関係への関心は年々高まっています。 心血管疾患の怖いところは、発症するずっと前から「静かに」進行しているという点です。動脈硬化や血管の炎症は、自覚症状がほぼないまま何年もかけて進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中という形で表面化します。つまり、症状が出てから対処するのでは遅いのです。 こうした背景から、近年注目を集めているのが「アスタキサンチン」です。アスタキサンチンは、サー

続きを読む
Japan Health