今日公開した6本をお届けします。細胞の合図、体内時計、エネルギーを使うポンプ、筋肉をつくる働き。栄養素が働く場所と、食事だけでなく光や活動も関わる体の仕組みを辿ります。
01
最新|活性酸素の善悪を分ける酵素:その流れを葉酸とB12が支える
酵母では、SAHを分解する酵素をほどよく抑えると活性酸素が一時的に増えて寿命が延び、強く抑えると短くなりました。ホモシステインを片づける葉酸とB12の反応へ、代謝の流れを辿ります。
02
最新|うつ病の約4人に1人は「体内時計型」だった:鍵はメラトニンの材料トリプトファン
オーストラリアのうつ病経験者を調べた横断解析で、夜型や朝の疲れなどが重なる「体内時計型」が23%を占めました。夜のメラトニンの材料トリプトファンと、朝食・朝の光・夜の照明を組み合わせたヒト試験を紹介します。
03
最新|脂肪細胞はミネラルの往復でエネルギーを使う:ポンプを回す鍵はマグネシウム
マウスとヒトのベージュ脂肪細胞では、ナトリウムとカリウムの往復が、UCP1とは別にエネルギーを使っていました。往復を回すポンプと、燃料のATPに結びつくマグネシウムの役割を読み解きます。
04
月経痛が続く時間に15時間の差:ビタミンEが触れるのは痛み物質の火種
原発性月経痛のある15〜17歳を対象とした試験では、月経前後5日間のビタミンE投与を4周期続けた群で、痛みの持続が平均1.6時間、偽薬群では16.7時間でした。痛み物質をつくる酵素の「火種」と、ビタミンEが関わる仕組みを辿ります。
05
最新|血中のビタミンDは中身で分けて見る時代へ:差を生む鍵はマグネシウム
米国の成人24,592人の追跡では、血中ビタミンDの形ごとに死亡との関連が異なり、25(OH)D3が高い群で全死亡が少ない関連が見られました。ビタミンDの代謝とマグネシウムを調べた補給試験から、魚と大豆製品を組み合わせる食卓へつなぎます。
06
10日間の安静と高齢者の筋肉:たんぱく質0.8g/kgの食事でも、筋たんぱく質の合成率は30%下がった
平均67歳の健康な高齢者12人では、たんぱく質0.8g/kgの食事をとっていても、10日間のベッド上安静後に筋たんぱく質の合成率が30%低下しました。筋量・筋力の続報と、安静中の必須アミノ酸補給を検討した研究を紹介します。
今日、1本だけ読むなら
月経痛が続く時間に15時間の差:ビタミンEが触れるのは痛み物質の火種
痛みの持続時間を比べたヒト試験から、痛み物質をつくる酵素、魚の脂とビタミンEの組み合わせまで順に読める1本です。試験で使われた量と、日々の食卓でとる量の違いも具体的に整理できます。
アーカイブからもう一度
最新|リポソーム型ビタミンCの吸収効果を支持する新たな研究
元公開日:2024年11月30日
同じビタミンCでも、リン脂質に包むと血液中への届き方は変わるのでしょうか。健康な12人が1gのビタミンCなどを順に摂った試験では、リポソーム型の血漿ビタミンC値は通常型より2・4・6時間後に高くなりました。栄養素の量に加え、吸収と運ぶ仕組みに目を向ける過去記事です。

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