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JAPAN HEALTH / STORIES
最新|早い閉経は食事と関わっていた:フィッシュオイル常用者ほど早期閉経が95%少なかった

最新|早い閉経は食事と関わっていた:フィッシュオイル常用者ほど早期閉経が95%少なかった

閉経が近づく年ごろになると、ほてりや気分の揺れ、眠りの浅さといった変化に戸惑う人は少なくありません。その入り口となる自然閉経の時期は、人によって早い遅いの差が大きく、早く訪れるほど更年期の不調やその後の健康リスクと向き合う時間も長くなります。 この閉経のタイミングに、日々の食事や栄養の摂り方が関わっているのではないか。そうした問いに一つの手がかりを示す解析が、あらためて注目を集めています。 2025年に医学誌『Nutrients』で報告され、2026年に入って複数の媒体が取り上げたのは、イギリスの女性を長期に追跡したデータの解析です。 フィッシュオイル(オメガ3)やビタミンB群、

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最新|ビタミンDは足りない人ほど効いた:大規模な再解析で総死亡リスクが最大25%低かった

最新|ビタミンDは足りない人ほど効いた:大規模な再解析で総死亡リスクが最大25%低かった

ビタミンDのサプリメントについては、少し複雑な事情があります。骨や免疫、いろいろな病気との関わりが数多く報告されてきた一方で、大規模な臨床試験になると「飲んでも死亡率は変わらなかった」という結果がたびたび出てきました。 数万人を対象にした有名な試験でも、はっきりした差は見られていません。 そのため、「結局ビタミンDは飲んでも意味がないのでは」という受け止めも広がっています。けれども、その結論には一つ抜けている視点があるかもしれません。試験に参加した人たちが、そもそもビタミンDが足りていたのか、それとも不足していたのか、という点です。 2026年、Clinical Nutritio

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最新|21のRCT・1,610人を統合した:セレンを補った橋本病の人ほど甲状腺の自己抗体が下がった

最新|21のRCT・1,610人を統合した:セレンを補った橋本病の人ほど甲状腺の自己抗体が下がった

疲れが抜けない、体が冷える、体重が変わりやすい、気分が晴れない。こうした不調が続くとき、その背景に甲状腺のはたらきの低下がひそんでいることがあります。 とくに橋本病(慢性甲状腺炎)は、女性に多く見られる自己免疫の病気で、免疫が甲状腺を少しずつ攻撃してしまう状態です。 橋本病では、血液検査で甲状腺の自己抗体、とくに抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO抗体)の値が高くなります。この抗体は、免疫が甲状腺をどれだけ攻撃しているかを映す指標のひとつです。 ホルモン薬で不足したホルモンを補う治療が中心になりますが、抗体そのものにどう向き合うかとなると、日々の食事や栄養の役割が気になるところで

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残暑の和梨は水分だけではない:カリウムとソルビトール、アスパラギン酸が夏の体をいたわる【保存版】

残暑の和梨は水分だけではない:カリウムとソルビトール、アスパラギン酸が夏の体をいたわる【保存版】

立秋を過ぎ、暦の上では秋を迎えても、日本の八月はまだ暑さの盛りです。そんな残暑の店先に、みずみずしい和梨が並びはじめます。 幸水をはじめとする早生の品種が走りを迎え、シャリッとした歯ざわりと、あふれる果汁が、火照った体にすっと染みわたります。 和梨は「水分の多い果物」として親しまれ、実際にその約88%は水分です。暑さで汗をかき、のどが渇く季節に、手軽な水分補給になる果実です。けれど、和梨の持ち味は水分だけではありません。 余分な塩分の排出に関わるカリウム、和梨に特徴的な糖アルコールであるソルビトール、そして夏の疲れと相性のよいアスパラギン酸。みずみずしさの陰に、夏の体をいたわる成

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最新|見落とされがちな必須ミネラル「銅」:多くとる高血圧の人ほど心血管の死亡リスクが低かった

最新|見落とされがちな必須ミネラル「銅」:多くとる高血圧の人ほど心血管の死亡リスクが低かった

血圧の話題になると、まず名前が挙がるのは塩分、次いでカリウムやマグネシウム、カルシウムあたりでしょうか。ミネラルと心臓・血管の関係は、そのくらいの顔ぶれで語られることがほとんどです。 ところが、その輪の外側で静かに働いているミネラルがあります。銅です。体内にはごく少量しかなく、話題にのぼる機会も少ないのですが、2025年に発表された米国の大規模な解析で、高血圧の人の心臓・血管の予後と結びついていることが示されました。 食事から銅を多くとっていた人ほど、心血管の病気による死亡や全体の死亡が少なかったという内容です。 牡蠣やレバー、ナッツ、ココア、豆類。銅はこうした身近な食品に含まれ

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最新|ビタミンDと炎症性腸疾患:腸のバリアを支え救急受診や入院を大きく減らした

最新|ビタミンDと炎症性腸疾患:腸のバリアを支え救急受診や入院を大きく減らした

ビタミンDというと、骨を丈夫にする栄養素、あるいは冬に不足しやすく日光を浴びると体内でつくられる栄養素として知られています。ここまでは、なんとなく耳にしたことがある方も多いかもしれません。 炎症性腸疾患(IBD、潰瘍性大腸炎とクローン病の総称)を抱える方々にとって、ビタミンDはそれ以上の役割が注目されています。 チリのポンティフィシア・カトリカ大学を中心とする研究チームが、ビタミンDとIBDにおける腸の粘膜修復(粘膜治癒)との関係を包括的にまとめたレビューを、学術誌「Therapeutic Advances in Gastroenterology」に2026年7月31日付けで発表し

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最新|重症のICU患者と亜鉛・セレン不足:低いほどCRPとプロカルシトニンが独立して上がっていた

最新|重症のICU患者と亜鉛・セレン不足:低いほどCRPとプロカルシトニンが独立して上がっていた

血液検査でCRP(C反応性たんぱく)が高いと言われたとき、体のどこかで炎症が起きているサインだと知っている方は多いかもしれません。では、そのCRPの高さと、体内の亜鉛やセレンの量とのあいだに、はっきりとした関係があるとしたらどうでしょうか。 韓国・ソウルの高麗大学校安岩病院の研究チームが、集中治療室(ICU)に入院した重症患者267人のデータをさかのぼって解析し、血清亜鉛とセレンの濃度が低いほど、炎症の急性期マーカーであるCRPとプロカルシトニンが高くなるという関係を報告しました。 年齢やAPACHE IIスコア(重症度の指標)、腎機能、他の微量元素など、炎症の起こりやすさに影響し

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最新|慢性的なストレスと乳がんの転移:緑茶に含まれる成分ECGが肺への広がりを77%抑えた

最新|慢性的なストレスと乳がんの転移:緑茶に含まれる成分ECGが肺への広がりを77%抑えた

慢性的な精神的ストレスは、乳がん患者の予後の悪化と、長年にわたって関連づけられてきました。特に、ホルモン受容体を持たず治療の選択肢が限られるトリプルネガティブ乳がん(TNBC)では、ストレスと再発・転移の関係が繰り返し指摘されてきた領域です。 ストレスを感じているだけで、なぜがんの広がり方まで変わってしまうのか。その中心には、ストレスホルモンによって免疫の働きが少しずつ変えられてしまう仕組みがあります。 広州中医薬大学、広東省中医科学院、広州中医薬大学第二附属病院、成都中医薬大学、香港大学李嘉誠医学部の研究者らは今回、緑茶やいくつかの伝統的な薬用植物に含まれる植物化学物質「エピカテ

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栄養のボトルネック地図:食事と検査値とサプリをつなぐ実践ガイド

栄養のボトルネック地図:食事と検査値とサプリをつなぐ実践ガイド

朝はマルチビタミン、昼は鉄、夜はマグネシウム。健康診断で気になった数字があれば、そのたびに新しい栄養素を足していく。棚には何本ものボトルが並び、食事にも気を配っている。 それでも、疲れやすさや眠り、冷え、髪や爪の変化が思ったほど動かないことがあります。そんなとき、多くの人が最初に考えるのは「量が足りないのでは」ということです。 鉄を増やす。ビタミンDを増やす。さらに評判のよい成分を加える。けれども、栄養素は口に入った量が、そのまま体で働く量になるわけではありません。 食べ物やサプリメントに含まれる栄養素は、消化管で食品からほどかれ、吸収され、血液で運ばれ、貯蔵され、必要な形

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最新|膝の炎症を下げるクルクミン:21件の臨床試験でCRPとTNFαが低下した

最新|膝の炎症を下げるクルクミン:21件の臨床試験でCRPとTNFαが低下した

カレーの黄色をつくるターメリック。その中心成分であるクルクミンは、関節の痛みを扱う研究で長く注目されてきました。今回、研究者が焦点を当てたのは、痛みの感じ方だけではありません。血液に現れる炎症の変化です。 2026年8月、NaturalHealth365は、変形性膝関節症の患者を対象にした21件の無作為化比較試験をまとめた研究を紹介しました。参加者は合計1,705人。 クルクミンを摂取した群では、血清CRPとTNFαという二つの炎症指標が対照群より低下していました。 膝の痛みは日によって揺れ、本人にしかわからない感覚でもあります。一方、血液中の指標は、体の内側で起きている炎症反応

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新しいプラン「食材図鑑」を始めます:一つの食材を17章と一覧表に

新しいプラン「食材図鑑」を始めます:一つの食材を17章と一覧表に

Japan Healthのメンバーシップに、新しいプラン「食材図鑑」を加えます。 「Japan Health 食材図鑑」は、一つの食材について、栄養成分だけでなく、名前や分類、起源と歴史、文化、加工・加熱・保存、ヒトでの研究、安全性までを一つの記事にまとめるシリーズです。 一つの食材を、17章でまとめます 食材ごとに17章の共通構成を使い、原則として週に一つずつ追加します。同じ項目で読み比べられるため、記事が増えても、知りたい情報の場所が変わりません。 数字だけを並べるのではなく、現実的な一食量、選び方、食べ頃、調理や保存で変わる点、体質や薬との関係など、日常で確認しやすい形

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アボカド完全図鑑|食べ頃、栄養、体との関係、種と油まで

アボカド完全図鑑|食べ頃、栄養、体との関係、種と油まで

包丁を入れて種を外すと、黄緑の果肉が現れる。スプーンですくえるほど柔らかく、それでいて形は崩れない。この一瞬に合わせることが、アボカドという果実のいちばん難しいところで、たぶん、いちばん面白いところです。 というのも、アボカドは木の上では柔らかくなりません。収穫されてから追熟する果実です。おかげで食べ頃は台所の側にあり、そのぶん、見極める目が要ります。 栄養の面でも変わった果実で、100 g当たり脂質17.5 g。果物というより、脂質を持つ食材として食卓に置くと考えやすくなります。この図鑑では、原産地の話から、追熟、一食量、ヒト研究、種と油、環境まで17章。気になった章から開いても

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最新|トマトを毎日250g:体重がほぼ変わらず6週間で肝脂肪指標が対照群より大きく低下した

最新|トマトを毎日250g:体重がほぼ変わらず6週間で肝脂肪指標が対照群より大きく低下した

冷やしたトマトを切って食卓に出す。煮込み料理にはトマトソースを使う。どちらも特別な健康法というより、普段の食事にある風景です。その身近な組み合わせが、肝臓にたまった脂肪を減らす食事として研究されました。 2026年7月、Nutrients誌にPOMOSANO試験の結果が掲載されました。MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)の成人が、生トマト200gとトマトソース50gを毎日6週間摂ったところ、肝脂肪の指標がトマトを食べなかった群より大きく低下しました。 体重、腹囲、体脂肪には群間差がなく、研究チームは、大きな減量とは別にトマトそのものが肝脂肪へ働いた可能性を報告しています。

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