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JAPAN HEALTH / STORIES
自己免疫の火元はミトコンドリアだった:酸化したDNAが自己抗体の標的になっていた

自己免疫の火元はミトコンドリアだった:酸化したDNAが自己抗体の標的になっていた

自己免疫疾患は、体が自分自身を攻撃してしまう病気だと説明されます。では、その攻撃されている「自分」とは、体のどの部分なのでしょうか。 全身性エリテマトーデス(SLE)は、血液中にさまざまな自己抗体が現れ、皮膚、関節、腎臓、血液、神経と全身に症状が及ぶ病気です。若い女性に多く、発症は10万人あたり年に5.14人ほど、有病率は地域によって10万人あたり0人から241人までと幅があると報告されています。 遺伝的な性質、環境、感染などが重なって起きると考えられていますが、詳しい成り立ちはまだ分かっていません。 2024年9月、Diseases誌に、この病気を細胞の中の一点から読み直したレ

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最新|マグネシウムを多く摂る50代以降は筋肉が減りにくい:炎症の低さが一部を仲介していた

最新|マグネシウムを多く摂る50代以降は筋肉が減りにくい:炎症の低さが一部を仲介していた

握力が弱くなった、立ち上がるときに手をつくようになった、歩く速さが落ちた。年齢を重ねると、こうした「力の衰え」が少しずつ表に出てきます。筋肉が減り、力が落ちていく状態はサルコペニアと呼ばれ、転倒やフレイル(虚弱)の入り口として知られています。 その予防というと、たんぱく質と運動がまず思い浮かびます。けれども2026年8月に報告された研究は、もう一つのミネラル、マグネシウムに目を向けました。 韓国の中高年を対象にした解析で、マグネシウムを多く摂る人ほどサルコペニアが少なく、その関連の一部を「炎症の低さ」が橋渡ししていた、という内容です。日本の食卓とも近い集団のデータとして、参考になる

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最新|2年間のマルチビタミンで体の「老化時計」がゆっくり進んだ:死亡を予測する2つの時計で有意差

最新|2年間のマルチビタミンで体の「老化時計」がゆっくり進んだ:死亡を予測する2つの時計で有意差

同じ年齢でも、若々しく見える人と、そうでない人がいます。近年、この見た目ではなく体の内側の老化の進み方を、血液のなかのDNAから測る方法が研究されています。エピジェネティック時計、いわゆる老化時計です。 暦の年齢とは別に、体がどれくらいのペースで年を取っているかを推定する。そんな時計が、日々の栄養で少し変わるのだろうか。2026年、大規模試験COSMOSの新しい解析が、この問いに一つの答えを示しました。 毎日のマルチビタミンを2年間続けた人は、飲んでいなかった人と比べて、老化時計の進み方がわずかにゆっくりだった。とくに、将来の死亡リスクを予測する時計で、統計的にはっきりした差が見ら

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最新|ビタミンB群とD3が神経を回復させた:培養細胞で神経突起が69%以上伸びた

最新|ビタミンB群とD3が神経を回復させた:培養細胞で神経突起が69%以上伸びた

手足のしびれ、チクチクとした痛み、力の入りにくさ、末梢神経障害は、脳と脊髄以外の神経が傷つくことで起こり、世界中で何百万人もの人が経験している身近な不調です。 糖尿病が主な原因として知られていますが、加齢に伴う変化や、栄養の偏りが関わることもあります。厄介なのは、一度傷ついた神経を回復させる承認薬が、今のところ存在しないことです。 そんな状況のなか、ドイツとイギリスの研究チームが、ビタミンB群とビタミンD3に、傷ついた神経を修復する手がかりを見出しました。 記事の要点 * P&Gヘルス・ドイツ社のイノベーションセンターと、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL

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最新|ADHDの子どもは亜鉛と鉄が少なかった:46件・1万3千人超のデータで裏づけられた

最新|ADHDの子どもは亜鉛と鉄が少なかった:46件・1万3千人超のデータで裏づけられた

落ち着きがない、集中が続かない、忘れ物が多い。注意欠如・多動症(ADHD)のあるお子さんを見守るなかで、そうした特性の背景には何があるのだろうと考えたことのある方は少なくないと思います。 2026年に発表された大規模なメタ解析が、その手がかりの一つとして「体のなかの微量ミネラル」に注目しました。 世界中の46件の研究、1万3千人を超える子ども・思春期の若者のデータを集めた結果、ADHDのある子どもたちは、亜鉛と鉄の血中濃度がそうでない子どもたちより低いという関連が、あらためて裏づけられました。 記事の要点 * 中国・安徽医科大学などの研究チームが、Web of Scienc

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かぼちゃは皮ごとで残暑の肌と免疫を守る:β-カロテンとビタミンC・Eの抗酸化トリオがそろう【保存版】

かぼちゃは皮ごとで残暑の肌と免疫を守る:β-カロテンとビタミンC・Eの抗酸化トリオがそろう【保存版】

お盆のころ、煮物の鉢に並ぶほくほくのかぼちゃは、日本の夏の食卓になじんだ一皿です。冬至に食べる印象が強いかぼちゃですが、実は収穫の旬は夏から初秋にかけて。 強い日ざしを浴びて育ったこの時期のかぼちゃには、残暑の体に頼もしい栄養がぎゅっと詰まっています。 とりわけ見逃せないのが、抗酸化に関わるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEという三つの栄養素がそろって含まれること、そしてその多くが皮の近くに多いことです。 この記事では、かぼちゃの栄養と、皮ごとおいしく食べる工夫を、保存版としてまとめます。 記事の要点 * 西洋かぼちゃはβ-カロテンを100gあたり約4,000μgと豊富

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最新|うつ症状に関わる栄養は8つ中4つだった:食物繊維・葉酸・マグネシウム・セレン

最新|うつ症状に関わる栄養は8つ中4つだった:食物繊維・葉酸・マグネシウム・セレン

なんとなく気分が晴れない、何をするにも気が重い。夏の疲れとして流してしまいがちなこうした変化も、続くとつらいものです。 心の調子には、環境や睡眠、運動などさまざまな要因が関わりますが、そのひとつとして日々の食事で摂る栄養が近年あらためて注目されています。では、数ある栄養素のうち、気分と関わっていたのはどれだったのでしょうか。 2026年5月に報告されたアメリカの解析は、うつ症状と関わりうる8つの栄養素を一度に調べ、そのうち4つ、食物繊維、葉酸、マグネシウム、セレンが、うつ症状の少なさと関連していたことを示しました。 8つ調べて、はっきり関連がみえたのは4つという結果は、何を食卓で

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最新|コーヒーを毎日5杯飲む人は肝がんリスクが47%低かった:肝硬変も肝臓の死も少なかった

最新|コーヒーを毎日5杯飲む人は肝がんリスクが47%低かった:肝硬変も肝臓の死も少なかった

朝の一杯、仕事の合間の一杯、食後の一杯。コーヒーは、多くの人にとって暮らしのなかにすっかり溶け込んだ飲みものです。目を覚ますために、あるいはほっと一息つくために、なんとなく手にしている方も多いと思います。 そのコーヒーが、体のなかでも働き者として知られる「肝臓」を守る側にはたらいているかもしれません。2026年、35万人規模の大きな解析が、そんな関係をあらためて描き出しました。 記事の要点 * イギリスの大規模データ(UKバイオバンク)を用いた解析で、コーヒーを1日5杯以上飲む人は、まったく飲まない人に比べて、肝硬変のリスクが32%、肝がんのリスクが47%、肝臓に関わる死亡の

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最新|お腹の脂肪とビタミンD不足が重なると死亡リスクは2倍超:内臓脂肪がDを奪っていた

最新|お腹の脂肪とビタミンD不足が重なると死亡リスクは2倍超:内臓脂肪がDを奪っていた

お腹まわりが気になる、健康診断でウエストや中性脂肪を指摘された。中高年になると、こうした「お腹の脂肪」の悩みは身近なものです。一方で、ビタミンDの不足も、日本を含め多くの人にみられることが知られています。 この二つは、それぞれ単独でも健康に関わるとされてきました。近年の研究が注目したのは、両方が重なったときです。 2026年8月に医学誌『Diabetes, Obesity and Metabolism』で報告された解析は、腹部の肥満とビタミンD不足が重なっている人で、追跡期間中の死亡リスクが際立って高かったことを示しました。 お腹の脂肪そのものがビタミンDを体の内に抱え込み、血液

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最新|感染症に弱くなる仕組み:ミトコンドリアがIL-10という炎症のブレーキを作っていた

最新|感染症に弱くなる仕組み:ミトコンドリアがIL-10という炎症のブレーキを作っていた

毎年ほぼ同じように過ごしているつもりでも、風邪をこじらせやすい年と、すぐに治る年があります。免疫の強さは気力や体力の問題だと思われがちですが、実は細胞の中にある小さな部品の状態が関わっているかもしれません。 2025年、米国ノースウェスタン大学の研究チームが、感染症への強さと細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアの関係を、新しい角度から報告しました。 主役はマクロファージという免疫細胞です。ウイルスや細菌を取り込んで処理するこの細胞は、体を守る最前線に立ちながら、同時に炎症を止める役割も担っています。その両方の働きを支えているのが、細胞内のミトコンドリアだと分かってきました。

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いちじくの甘さは血糖にやさしい:水溶性食物繊維ペクチンが糖の吸収をゆるめる旬の食べ方

いちじくの甘さは血糖にやさしい:水溶性食物繊維ペクチンが糖の吸収をゆるめる旬の食べ方

八月から十月にかけて、いちじくが旬を迎えます。とろけるような甘さと、つぶつぶした独特の食感。おいしい一方で、果物は甘いから血糖値が気になると、手が伸びにくい人もいるかもしれません。 けれども、いちじくの甘さには、意外な支えがあります。実に含まれる水溶性食物繊維ペクチンが、糖がゆっくり吸収されるのを助けると一般に考えられているのです。甘いのに、血糖にはやさしい方向へ働く成分をあわせ持っている。それがいちじくという果物です。 旬の時期にこそ知っておきたい、いちじくの栄養と、和の食卓に取り入れる 食べ方を見ていきます。 記事の要点 * いちじくは、生の可食部100gあたり約54k

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最新|おなかの張りに米ぬかのフェルラ酸:腸を動かす4つの刺激すべてにブレーキがかかった

最新|おなかの張りに米ぬかのフェルラ酸:腸を動かす4つの刺激すべてにブレーキがかかった

残暑の続くこの時期、なんとなくおなかが張る、キリキリと差し込むように痛む、朝の調子が読めない。そんな不快感に心当たりのある方は少なくないと思います。 冷たい飲みものや冷房で体が冷え、自律神経も揺らぎやすい季節は、腸の動きもいつものリズムを崩しがちです。 こうした動きすぎる腸に、日本の食卓にずっと寄り添ってきた米ぬかの成分が関わっているかもしれない。そんな新しい報告が、2026年の夏に届きました。 主役は、米ぬかに多く含まれるポリフェノールの一種、フェルラ酸です。 記事の要点 * 米ぬかに多いポリフェノール、フェルラ酸が、腸の平滑筋の過剰な収縮をやわらげたと、東邦大学の研究

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最新|早い閉経は食事と関わっていた:フィッシュオイル常用者ほど早期閉経が95%少なかった

最新|早い閉経は食事と関わっていた:フィッシュオイル常用者ほど早期閉経が95%少なかった

閉経が近づく年ごろになると、ほてりや気分の揺れ、眠りの浅さといった変化に戸惑う人は少なくありません。その入り口となる自然閉経の時期は、人によって早い遅いの差が大きく、早く訪れるほど更年期の不調やその後の健康リスクと向き合う時間も長くなります。 この閉経のタイミングに、日々の食事や栄養の摂り方が関わっているのではないか。そうした問いに一つの手がかりを示す解析が、あらためて注目を集めています。 2025年に医学誌『Nutrients』で報告され、2026年に入って複数の媒体が取り上げたのは、イギリスの女性を長期に追跡したデータの解析です。 フィッシュオイル(オメガ3)やビタミンB群、

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