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JAPAN HEALTH / STORIES
最新|ミトコンドリアが生むMOTS-c:老齢マウスの走行時間を2倍にした

最新|ミトコンドリアが生むMOTS-c:老齢マウスの走行時間を2倍にした

年齢を重ねても、自分の足で歩き、階段を上り、疲れから戻れる体でいたい。その願いに応える研究は、筋肉や血糖だけでなく、細胞の中にある小さなミトコンドリアへ向かっています。 2026年8月3日、Thailand Wellness Newsは、健康的な老化を支える新しい候補としてMOTS-cというペプチドを取り上げました。 わずか16個のアミノ酸からできたMOTS-cは、ミトコンドリアのDNAに書き込まれた情報から生まれます。しかも、エネルギーをつくる場所にとどまらず、必要に応じて細胞核へ移動し、ストレスへの適応を伝えるメッセンジャーとして働きます。 人では運動後に筋肉内のMOTS-c

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ストレスはビタミンC泥棒:副腎が最も欲しがる栄養素が消えていく

ストレスはビタミンC泥棒:副腎が最も欲しがる栄養素が消えていく

※この記事は、旧Japan Healthアカウントで公開した記事を再掲載したものです。 このシリーズでは、ストレスが亜鉛やマグネシウム、ビタミンDといった栄養素を静かに奪っていくお話をしてきました。今回取り上げるビタミンCは、その中でも、ストレスとの結びつきがとりわけ深い栄養素です。 なぜなら、ビタミンCを体内で最もたくさん溜め込んでいる場所が、ストレス対応の司令塔である副腎だからです。 副腎は、ストレスホルモンであるコルチゾールを作る臓器です。そしてそのコルチゾールを作るとき、ビタミンCが欠かせない材料として使われます。つまりビタミンCは、ストレスと戦う最前線で大量に消費される

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最新|眠りを支える栄養素はこの三つ:レビューがマグネシウム・グリシン・B6を挙げた

最新|眠りを支える栄養素はこの三つ:レビューがマグネシウム・グリシン・B6を挙げた

寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝すっきり起きられない。熱帯夜が続くこの時期は、睡眠の悩みがとくに増えます。光の浴び方や寝る前のスマホ、寝室の温度といった生活習慣が、まず思い浮かぶかもしれません。 そこに、毎日の食事も関わっています。2026年、睡眠と栄養の関係をまとめた総説が学術誌『Chronobiology International』に発表されました。ビタミン・ミネラル・アミノ酸が、脳のなかで眠りをどう後押ししているのかを、神経のしくみや体内時計の観点からまとめたものです。 この総説のなかで、眠りに関わる栄養素として繰り返し登場するのが、マグネシウム、グリシン、そしてビタミン

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新生姜は八月が買いどき:ジンゲロールとショウガオールが残暑の疲れをいたわる薬味【保存版】

新生姜は八月が買いどき:ジンゲロールとショウガオールが残暑の疲れをいたわる薬味【保存版】

立秋を過ぎても、日本の八月はまだ暑さの盛りです。冷たい飲みものや冷房で体は思いのほか冷え、食欲も落ちがちなこの時期、店先にみずみずしい新生姜が並びはじめます。 ふだん薬味として使う茶色い根生姜とは違い、白い肌にうっすらと紅を差した新生姜は、初夏から夏にかけての限られた季節にだけ味わえる、旬の楽しみです。 北海道産などは七月下旬から八月初旬が最盛期を迎え、まさに今が買いどき。甘酢に漬けたり、薬味にしたりと出番の多いこの食材には、残暑の体をいたわる成分が控えています。この記事では、新生姜の栄養と選び方・食べ方を、保存版としてまとめます。 記事の要点 * 新生姜は、ふだんの根生姜

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最新|鉄が足りない女性ほど気分が沈みやすい:ドパミンを支えるミネラルと夏の摂り方

最新|鉄が足りない女性ほど気分が沈みやすい:ドパミンを支えるミネラルと夏の摂り方

なんとなく気分が晴れない、やる気が出ない、集中が続かない。夏の疲れと片づけてしまいがちなこうした変化の裏に、鉄の不足が隠れていることがあります。 とくに月経のある女性は、日々の暮らしのなかで鉄を失いやすく、貧血と診断されるほどではなくても、体の鉄の蓄えが少しずつ細っていることが少なくありません。 近年の研究では、鉄が足りない状態と、気分の落ち込みや疲労とのつながりが、あらためて注目されています。 2026年に報告された総説では、鉄不足が気分と認知機能の両方に影響しうること、そして人生のなかで鉄が不足しやすい時期があるとまとめられました。 鉄がなぜ気分に関わるのか。その手がかりと

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最新|アルギニンが免疫のがん・ウイルス対応力を支えていた:マウスで腫瘍と感染の重症度が下がった

最新|アルギニンが免疫のがん・ウイルス対応力を支えていた:マウスで腫瘍と感染の重症度が下がった

夏の疲れがたまり、冷房と暑さのくり返しで体調をくずしやすい季節です。免疫の力をどう保つか、気になっている方も多いのではないでしょうか。 2026年7月、その手がかりになりそうな報告が発表されました。米ロックフェラー大学の研究チームが、アミノ酸の一種であるアルギニンに注目した研究です。 アルギニンが不足すると免疫の見張り役がうまく働かなくなる一方、アルギニンを十分に摂ったマウスでは大腸の腫瘍が抑えられ、ウイルス感染の重症度も軽かったと報告されています。 この研究は科学誌『Cell』に掲載されました。マウスと細胞で得られた知見を、人でのがんや感染症の予防・治療へつなげる研究はこれから

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最新|抗菌薬後の腸内細菌を育て直す:シンバイオティクスで酪酸が119%増えた

最新|抗菌薬後の腸内細菌を育て直す:シンバイオティクスで酪酸が119%増えた

抗菌薬を飲み終えたあと、お腹の張りや便通の変化が気になることがあります。感染症の治療に欠かせない薬である一方、標的ではない腸内細菌まで一時的に減らし、その後の腸内環境が以前と同じように戻るまで時間がかかる場合があるためです。 The Truth About Cancerが2026年に更新した腸の健康に関する記事では、腸内細菌が消化や栄養だけでなく、免疫、脳との情報交換、腸管バリアにも関わると紹介されています。そして腸の回復を支える基本として、プロバイオティクスと、そのエサになるプレバイオティクスを一緒に考える大切さが挙げられています。 この考え方を、抗菌薬を使ったあとの人で確かめた

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最新|ビタミンEは8種類ある:日本の基準が数えているのはα-トコフェロール1種だけだった

最新|ビタミンEは8種類ある:日本の基準が数えているのはα-トコフェロール1種だけだった

栄養成分表示で「ビタミンE」という文字を見たとき、それが何を指しているのかを考えることは、あまりないかもしれません。抗酸化のビタミン、油に溶けるビタミン。これまで、日々の食卓ではそのくらいの理解で大きく困ることはありませんでした。 ところが、ビタミンEという名前は1つの物質を指す言葉ではありません。構造の違う8つの化合物をまとめて呼んだ総称です。4種類のトコフェロールと、4種類のトコトリエノール。日本の食事摂取基準が数値を示しているのは、このうちα-トコフェロールという1種類だけです。 その数えられていない側に、いま研究の目が向いています。2026年、アラブ首長国連邦・マレーシア・

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ミトコンドリアを動かすマグネシウム:正常な血清値では細胞内の不足を見抜けない

ミトコンドリアを動かすマグネシウム:正常な血清値では細胞内の不足を見抜けない

健康診断で血清マグネシウムが基準範囲に入っていると、体の中にも十分にあるように感じます。ところが、血清にあるマグネシウムは体内全体の1%未満です。大半は骨や細胞の中にあり、細胞内ではATP、たんぱく質、核酸、膜などと結びついています。 そのため、血清値が基準範囲内でも、細胞内やミトコンドリアで利用できる量までは分かりません。この違いが重要になるのは、ミトコンドリアが細胞のエネルギー変換とカルシウム制御の両方を担うからです。 血液中の濃度だけを見ていると、ATPを使う現場や、ミトコンドリア膜を越えてMgが動く仕組みを見落とします。 ミトコンドリアとマグネシウムの関係も、「ATPをつ

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最新|ネギ根とオート麦WCO31:主要解析で24週間の身長増加が0.74cm上回った

最新|ネギ根とオート麦WCO31:主要解析で24週間の身長増加が0.74cm上回った

子どもの身長は、遺伝だけで決まるものではありません。食事、睡眠、運動、ホルモンの働きが重なりながら、成長板で骨が長くなっていきます。 そのため、毎日の栄養から健やかな成長を支える方法は、長く研究されてきました。 2026年4月、ネギの根とオート麦からつくられた混合物「WCO31」を使った臨床試験がNutrients誌に掲載されました。対象は、身長が韓国の成長曲線で3~50パーセンタイルに入る6~8歳の健康な子どもです。 WCO31を1日1.2g、24週間摂った群では、試験を完遂した参加者を対象にした主要解析で、身長が平均3.12cm伸びました。プラセボ群は2.38cmで、群間差は

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最新|ビタミンDの足りているは甘すぎた:英国の専門家が欠乏の線を2倍にするよう求めた

最新|ビタミンDの足りているは甘すぎた:英国の専門家が欠乏の線を2倍にするよう求めた

健康診断や人間ドックの結果票に、ビタミンDの数値が載っていたことはあるでしょうか。検査値の横に並ぶ基準範囲を見て、その中に収まっていれば、ひとまず足りているのだろうと受け取るのが普通です。 ところが、その線をどこに引くのかという議論が、いま英国で起きています。2026年、英国の内分泌・栄養の専門家グループが、「ビタミンD欠乏」と判定する血中濃度の基準を、現行の2倍に引き上げるべきだという提言を発表しました。 線を動かすだけで、これまで「足りている」とされてきた多くの人が、支援の対象に入ってくることになります。 日本で暮らす私たちにとって、この話は遠い国の制度変更ではありません。と

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最新|日本人の大腸がんの45%に腸内細菌の毒素が関与:最初の傷は10歳未満でついていた

最新|日本人の大腸がんの45%に腸内細菌の毒素が関与:最初の傷は10歳未満でついていた

大腸がんは、日本人がもっとも多くかかるがんです。長いあいだ、その原因は食生活の変化や運動不足、飲酒や喫煙、そして遺伝といった要素で説明されてきました。ところがここ数年、40歳未満という若い世代での発症が世界的に増えていて、これまでの説明だけでは追いつかない部分が出てきています。 2026年8月10日、大阪大学大学院医学系研究科の谷内田真一教授と東京大学医科学研究所の柴田龍弘教授らの研究チームが、その空白に一つの答えを示しました。 日本人の大腸がん患者200例の全ゲノムを解析したところ、約45%のがんに、腸内の一部の大腸菌がつくる「コリバクチン」という毒素がDNAを傷つけた跡が残って

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最新|腸内細菌は老化速度を映していた:特定のビフィズス菌が遅い老化と結びついた

最新|腸内細菌は老化速度を映していた:特定のビフィズス菌が遅い老化と結びついた

同じ年齢でも、元気に動ける人と、疲れや衰えを早く感じる人がいます。カレンダー上の年齢は同じでも、体の中で進む変化の速さは一人ひとり違います。その差をつくるものとして、食事、運動、睡眠、慢性的なストレスなどが研究されてきました。そこへ新しく加わったのが、腸内細菌の組み合わせです。 2026年7月、ハワイ大学マノア校の研究チームは、17歳から82歳までの成人123人を調べ、腸内細菌のパターンからDNAメチル化で測った老化ペースを予測できたとScientific Reports誌で報告しました。腸内細菌の違いは、老化速度の個人差の約15%を説明しました。 なかでも最も強く「遅い老化」と結

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