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JAPAN HEALTH / STORIES
最新|マグネシウムと認知症リスク:33万人の追跡が示したU字型の関連

最新|マグネシウムと認知症リスク:33万人の追跡が示したU字型の関連

血液検査の結果票に、Mg(マグネシウム)という項目が並んでいても、コレステロールや血糖値ほど気にかけている方は多くないかもしれません。基準値の範囲にぽつんと収まっていれば、たいていはそのまま読み飛ばされてしまう数字です。 けれども、この見過ごされがちなミネラルの値が、何年も先の脳の健康と関わっているかもしれない、そんな大規模な解析がまとまりました。 栄養学の国際誌『Frontiers in Nutrition』に報告された研究で、世界の医療機関の電子健康記録を集めたデータベースTriNetXを使い、50歳以上の成人およそ33万人を追跡したものです。 血中マグネシウムが低めの

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最新|ビタミンDと多発性硬化症:発症リスクと再発予防に関わる用量のメタ解析

最新|ビタミンDと多発性硬化症:発症リスクと再発予防に関わる用量のメタ解析

日照時間の長い地域よりも、太陽の光が弱い北の地域で患者が多くなる多発性硬化症(MS)には、そんな地理的な傾向があることが古くから知られています。 北欧諸国をはじめ、日差しの少ない国や集団で発症率が高いという報告が積み重なってきました。その背景として長く注目されてきたのが、ビタミンDです。 夏の強い日差しを浴びることが、私たちにとって主要なビタミンDの供給源になります。日照が少なければ、皮膚でつくられるビタミンDも減ります。だとすれば、ビタミンDの不足とMSのあいだには、何らかのつながりがあるのではないか。 長年問われてきたこの問いに、2026年に発表された大規模なメタ解析が

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最新|セレンと腸内細菌の関係:独自の代謝産物を生み出す仕組み

最新|セレンと腸内細菌の関係:独自の代謝産物を生み出す仕組み

同じ食材を、同じくらいの量だけ食べているのに、なぜか体への現れ方が人によって違う。栄養について調べていると、そんな感覚を覚えることがあります。 摂った栄養素の量がそのまま体に反映されるわけではなく、間に何かが介在しているのではないか。そう思わせる新しい報告が、2026年に日本の大学から発表されました。 舞台になったのは、必須微量元素「セレン」です。免疫や抗酸化、甲状腺ホルモンの代謝に関わるとされるこのミネラルをめぐって、千葉大学の研究チームが、腸内細菌が思いがけない役割を担っている可能性を示しました。 食事から摂ったセレンが、体に届くまでの間に、腸の中でどのような変化を受け

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枝豆は夏のたんぱく質小皿:豆と野菜のいいところを一緒に食べる

枝豆は夏のたんぱく質小皿:豆と野菜のいいところを一緒に食べる

冷たいお皿に盛られた、ゆでたての枝豆。さやを指で押して、ひと粒ずつ口に運ぶ。夏になると食卓やお店で見かける、おなじみの一皿です。ビールのおともという印象が強い枝豆ですが、その緑色の豆には、夏にうれしい栄養がいくつも詰まっています。 枝豆は、まだ若いうちに収穫した大豆です。熟す前に枝ごと収穫されるため、豆と野菜の両方の顔を持ちます。ゆでるだけで食べられる手軽さもあり、暑さで食欲が落ちる時期にも口に運びやすい一品です。 たんぱく質、食物繊維、葉酸、そして大豆ならではのポリフェノール。小さなさやの中身を一つずつたどると、夏の食卓に枝豆を足したくなる理由がそろっています。 記事の

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最新|長寿の人は何を飲んでいたか:100歳を超えた2,877人のサプリメント実態調査

最新|長寿の人は何を飲んでいたか:100歳を超えた2,877人のサプリメント実態調査

長生きする人は、特別なサプリメントを欠かさず飲んでいるのだろう。そんなイメージを持っている方は少なくないかもしれません。健康情報があふれる今、100歳まで生きるためには何か秘訣のような一粒があるのではないか、と考えたくなります。 ところが、実際に100歳を超えた人たちのサプリメント事情を大規模に調べた研究をのぞいてみると、その光景は思い描いていたものとずいぶん違っていました。 中国の長期にわたる長寿調査から、2,877人ものセンテナリアン(100歳以上の人)のデータを分析した報告が、GeroScience誌に発表されています。 長寿とサプリメントの関係を考えるうえで、たくさ

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最新|フィチン酸の新発見:抗栄養素が腸バリアを守る仕組み

最新|フィチン酸の新発見:抗栄養素が腸バリアを守る仕組み

玄米や全粒粉のパン、大豆や豆類、ナッツや種子。健康を意識して選ぶ人の多いこれらの食品には、共通して「フィチン酸」という成分が多く含まれています。 栄養の話題では、ミネラルの吸収を妨げる「抗栄養素」として紹介されることが多く、玄米食や全粒穀物を選ぶときに気になる存在として語られてきました。浸水や発酵で減らす工夫を耳にしたことのある方もいるかもしれません。 ところが2026年5月、アメリカの研究チームが、このフィチン酸についてまったく違う顔を報告しました。腸の粘膜を守るバリア機能と深く関わり、炎症を防ぐ仕組みに直接働きかけている可能性があるというのです。 長らく、気をつけたい成

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腸を整える抗酸化食品:日本の食卓に根づく発酵とお茶の4選

朝の食卓に、湯気の立つ味噌汁。ごはんの脇には梅干しやぬか漬け。食後には温かいお茶を一杯。こうした組み合わせは、日本の家庭で長く続いてきた風景です。 海外のウェルネス誌が「日本の女性が腸の健康のために食べている抗酸化食品」として、味噌や梅干し、発酵させた野菜、お茶を取り上げたこともありました。挙がったのは、どれも毎日の食卓にあるものばかりです。 「腸活」という言葉が広まり、腸内環境への関心は年々高まっています。近年の研究で、腸にすむ細菌の集まり(腸内細菌叢)が、消化に加えて体調や気分にも関わることが分かってきました。 抗酸化物質を含む食品や発酵食品は、この腸内環境を支える方向に働くと報告さ

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最新|認知症と栄養素101種の総当たり:大規模コホートが描いた効く栄養・効かない栄養の地図

最新|認知症と栄養素101種の総当たり:大規模コホートが描いた効く栄養・効かない栄養の地図

脳のためには、まずこの栄養素を。認知症の予防というと、特定の成分が主役のように語られることが少なくありません。 けれども私たちが日々口にしているのは、ひとつの栄養素ではなく、何十種類もの栄養素が混ざり合った食事です。 そのすべてを一度に俎上に載せて、認知症との関係を網羅的に調べたらどうなるのか、そんな野心的な発想で行われた研究が、Nutrients誌に報告されています。 50歳以上の6,280人を追跡し、101種類もの栄養素を総当たりで分析したこの研究は、効く栄養素と、そうでもない栄養素の地図を一枚の俯瞰図として描き出しました。中には、これまでの常識を少し揺さぶる結果も含ま

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ビタミンD不足と関節リウマチを深掘り:口と腸の細菌叢から見える関節の炎症

ビタミンD不足と関節リウマチを深掘り:口と腸の細菌叢から見える関節の炎症

都内で健康診断を受けた成人およそ5,500人を調べた研究では、その98%が、必要とされる血中ビタミンD濃度の基準に届いていませんでした。 若い世代ほど不足が目立ち、屋内で過ごす時間が増え、紫外線対策が広まった現代では、ビタミンD不足は世代を問わず広がっています。地域住民を長く追った別の調査でも、とくに閉経後の女性では不足・欠乏が9割を超えると報告されてきました。 一方、関節リウマチは日本で患者数が70万〜80万人と推定され、女性は男性の3〜4倍に多くみられます。 発症の中心は近年では60歳代へと移り、高齢になってからの発症も増えています。手指の関節がこわばり、腫れや痛みが続

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最新|ビタミンK2は冠動脈の石灰化を遅らせるのか:MK-7を2年間補った臨床試験

最新|ビタミンK2は冠動脈の石灰化を遅らせるのか:MK-7を2年間補った臨床試験

健康診断や人間ドックで、心臓の血管に「石灰化があります」と言われて気になった経験はないでしょうか。 冠動脈の石灰化は、加齢とともに少しずつ進むことが知られていて、その量を点数にしたものが、冠動脈カルシウムスコア(CACスコア)と呼ばれます。このスコアが高いほど、将来の心臓の病気と関わりやすいと報告されてきました。 2026年6月、その石灰化の進み方に、ビタミンK2の一種であるMK-7(メナキノン-7)が関わるかもしれない、という臨床試験の結果がJAMA Cardiologyに発表されました。 オランダで行われた「VitaK-CAC」という試験です。症候性の冠動脈疾患をもつ人

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最新|サフランと睡眠の質:気分・認知にも関わる成分をめぐる新知見

最新|サフランと睡眠の質:気分・認知にも関わる成分をめぐる新知見

料理に深い黄金色と香りを添えるサフランは、古くから世界各地で使われてきた香辛料です。パエリアやブイヤベースを思い浮かべる方も多いかもしれません。 その一方で、めしべを乾燥させた赤い糸状のこの香辛料は、グラムあたりの価格が非常に高く、「世界で最も高価なスパイス」とも呼ばれてきました。 香りづけのイメージが強いサフランですが、近年は別の顔が研究の対象になっています。睡眠の質や気分との関わりです。 2026年6月にも、睡眠サプリメントの研究をめぐる海外メディアの特集記事で、サフランがマグネシウムやアシュワガンダと並んで異なる仕組みで睡眠・気分・認知に関わる成分として取り上げられま

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最新|八段錦と血圧:800年続く運動を1年間RCTで検証

最新|八段錦と血圧:800年続く運動を1年間RCTで検証

血圧を整えるための運動というと、ウォーキング、ジョギング、筋力トレーニングを思い浮かべる方が多いかもしれません。今回 Natural News が取り上げたのは、中国で長く行われてきた八段錦というゆるやかな運動です。 ゆっくりした動き、呼吸、姿勢、意識の向け方を組み合わせる運動で、特別な器具を使わず、短時間で行いやすいことが特徴です。 この研究は、Journal of the American College of Cardiology に掲載された多施設ランダム化比較試験です。40歳以上で収縮期血圧130〜139mmHg、または拡張期血圧85〜89mmHgの人を対象に、八段錦

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最新|スペルミジンと心臓の老化:オートファジーを促す栄養素をめぐる新研究

最新|スペルミジンと心臓の老化:オートファジーを促す栄養素をめぐる新研究

細胞の掃除という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。私たちの体の中では、古くなったり傷ついたりしたタンパク質や、働きの落ちた小さな部品が日々生まれています。 それを回収して分解し、また材料として使い直す仕組みが、オートファジー(自食作用)です。年齢を重ねるとこの掃除の働きはゆるやかに落ちていくと考えられていて、それをどう保つかが、老化と健康をめぐる研究の大きな関心事になっています。 そのオートファジーを食べ物から促せるかもしれない成分として、いま注目を集めているのがスペルミジンです。 大豆やキノコ、小麦胚芽、納豆、熟成チーズなどに含まれる、ポリアミンと呼ばれる物質の一つで、

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