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JAPAN HEALTH / STORIES
最新|コーヒーが腸内細菌を変える:腸脳軸を通じたストレス・気分・記憶への新たな働き

最新|コーヒーが腸内細菌を変える:腸脳軸を通じたストレス・気分・記憶への新たな働き

朝のコーヒーを飲むと、なんとなく気持ちが落ち着く。集中できる感じがする。頭のモヤが晴れる気がする。そんな感覚を持っている方は多いのではないでしょうか。 これまでその理由はほとんどカフェインの覚醒作用として説明されてきましたが、コーヒーが体に働きかけるルートは、それだけではないかもしれません。 2026年5月、アイルランド国立大学コーク校(University College Cork)のAPC Microbiome Ireland研究チームが、Nature Communications誌にひとつの研究を発表しました。 コーヒーを日常的に飲む人と飲まない人の腸内細菌叢を比較し

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最新|抑うつ症状と5つの栄養素:米国3,654人のデータが示した関連

最新|抑うつ症状と5つの栄養素:米国3,654人のデータが示した関連

梅雨の季節になると、空はどんよりと曇り、気分もどこか晴れないまま一日が過ぎていく。朝の目覚めがすっきりしない、何をするにも気が重い、そんな日が続くと、気分の問題や、その日の気の持ちようとして片づけてしまいがちです。 けれど、気分の浮き沈みには、毎日の食事から摂っている栄養が、思いのほか深く関わっていることが、近年の研究で少しずつ明らかになってきました。 2026年に発表された米国の研究では、5つの微量栄養素に注目し、血液中の濃度や食事からの摂取量が十分な人ほど、抑うつ症状が少ない傾向にあると報告されています。 対象となったのは、米国の大規模な国民健康調査から抽出された3,6

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ルチンとビタミンP:そばと柑橘が支える毛細血管とめぐり

ざるそばをすすり終えたあと、店で「そば湯はいかがですか」と勧められることがあります。蕎麦をゆでた、あの白くにごったお湯です。 なんとなく体に良さそうだと感じて飲む方も多いと思いますが、そこにはちゃんと理由があります。そばに含まれる水に溶けやすい成分が、ゆで湯の中へ溶け出しているからです。 その代表が、ルチンと呼ばれるフラボノイドの一種です。ルチンは古くから、毛細血管や血管のはたらきと結びつけて研究されてきました。 かつては「ビタミンP」という名前で呼ばれていた時期もあり、ビタミンの一員として期待された歴史を持つ成分です。 そばだけでなく、柑橘の皮やりんご、お茶、アスパラガスなど、身近な

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最新|ロングCOVIDのブレインフォグと運動:VO2 maxと記憶の関連

最新|ロングCOVIDのブレインフォグと運動:VO2 maxと記憶の関連

考えがまとまらない、言葉が出にくい、集中が続かない。ロングCOVIDで語られるブレインフォグは、疲労感や息切れと同じくらい生活の質に影響しやすい症状です。 仕事、家事、会話、読書のような日常の動作が、以前より重く感じられることがあります。 Thailand Medical Newsが取り上げた新しい研究では、ブラジルの研究チームが、COVID-19で入院した経験のある成人34人を対象に、心肺フィットネスと認知機能の関係を調べています。 注目されたのは、VO2 max(最大酸素摂取量)という心肺機能の指標と、記憶、注意、言語などを評価する認知検査のスコアです。 結果として

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最新|トマトと大豆のジュースで炎症が低下:肥満のある成人での4週間の臨床試験

最新|トマトと大豆のジュースで炎症が低下:肥満のある成人での4週間の臨床試験

コップに注いだトマトジュースの、あの深い赤色。あの色をつくっているのが、リコピンと呼ばれる植物由来の成分です。体に良さそうだと感じながら、なんとなく飲んでいる方も多いかもしれません。 そのトマトのリコピンに、大豆の成分を組み合わせた一杯のジュースをめぐって、新しい研究が報告されました。肥満のある成人が4週間飲み続けたところ、血液の中で炎症に関わるいくつかの指標が下がった、という内容です。 炎症という言葉からは、ケガや風邪のときの腫れや熱を思い浮かべる方が多いと思います。 けれども近年は、自覚のないまま静かに長く続く低い炎症が、さまざまな慢性的な不調の要因にあると考えられるよ

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最新|セレンと乳がん予防:血中濃度とHRG遺伝子型を追った研究

最新|セレンと乳がん予防:血中濃度とHRG遺伝子型を追った研究

乳がんは、いま世界的に増え続けているがんの一つです。女性のおよそ8人に1人が生涯のうちに経験すると言われ、その背景には食事やライフスタイル、遺伝的な要因が複雑に関わっていると考えられています。 こうしたなかで、微量ミネラルの一つであるセレンが、乳がんをはじめとするがんの予防に関わる可能性が、あらためて注目を集めています。 2026年3月、ポーランドの研究チームが学術誌『International Journal of Molecular Sciences』に発表した研究は、家族性乳がんの家系を持つ女性を長期間にわたって追跡し、血液中のセレン濃度とがんの発症・死亡との関係を調べた

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新じゃがいも:皮とでんぷんに隠れた季節の栄養学

新じゃがいも:皮とでんぷんに隠れた季節の栄養学

春から初夏にかけて店先に並ぶ新じゃがいもは、いつものじゃがいもより小ぶりで、皮が薄く、洗うだけでそのまま料理に使いやすい食材です。 丸ごと蒸して塩を少し、味噌汁に皮ごと、オーブンで焼いて香ばしく。季節の食卓にのると、それだけで一皿が明るくなります。 じゃがいもは、でんぷんの多い野菜と見られやすい一方で、栄養学的にはもう少し奥行きがあります。ビタミンC、カリウム、ビタミンB6を含み、皮の近くにはポリフェノールも集まりやすく、でんぷんの一部は調理や冷却によって消化されにくい形に変わります。 とくに新じゃがいもは、皮ごと食べる機会が多い分、皮とでんぷんの性質まで含めて見ると、いつ

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最新|柑橘果皮と長寿酵素SIRT1:捨てられる皮に見つかった活性化成分

最新|柑橘果皮と長寿酵素SIRT1:捨てられる皮に見つかった活性化成分

みかんを食べたあと、皮はどうしていますか。多くの方は、何気なくそのまま捨てているのではないでしょうか。 ところが、その捨てられがちな柑橘の皮に、老化や代謝に深く関わる酵素SIRT1(サーチュイン1)を活性化する成分が含まれていることが、新たな研究で明らかになりました。 2026年5月27日、東京大学大学院農学生命科学研究科の研究チームが、28種類もの柑橘の果皮を調べ、その中からSIRT1を高める成分を突き止めたと発表しました。 SIRT1は、長寿遺伝子と呼ばれる遺伝子がつくり出す酵素で、細胞の代謝やストレスへの応答、加齢に伴う体の調整に関わることで知られています。 身近

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最新|ピーナッツより多いマグネシウム:見直したい身近な食品8選

最新|ピーナッツより多いマグネシウム:見直したい身近な食品8選

おやつとして親しまれているピーナッツは、マグネシウムというミネラルの供給源としても知られています。 30グラム(およそ大さじ2杯)あたり54ミリグラムを含み、これは1日の必要量のおよそ13パーセントにあたります。 手軽につまめて、それなりの量を補えるという点で、優秀な食品といえます。 ところが、米国の健康メディア「Health.com」が公開した記事では、このピーナッツを上回るマグネシウム源として、8つの食品グループが紹介されました。 穀物の加工副産物から種実類、葉物野菜、さらには魚介類まで、その顔ぶれは意外なほど幅広いものです。 マグネシウムは、体内で300種類以

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最新|血中の重金属と認知機能:カドミウムとセレンが示した対照的な関連

最新|血中の重金属と認知機能:カドミウムとセレンが示した対照的な関連

年齢を重ねるなかで、多くの方が気にかけるようになるのが、記憶力や考えるスピードの変化です。 世界的にも認知症や認知機能の低下は大きな課題で、2050年には患者数が大幅に増えると見込まれています。 その背景にある要因のひとつとして、近年あらためて注目されているのが、私たちの体内に少しずつ取り込まれていく重金属です。 鉛やカドミウム、水銀といった金属は、環境や食品、生活習慣を通じて知らないうちに体内に蓄積していきます。 ただ、これまでの研究の多くは金属を1種類ずつ調べるものが中心で、複数の金属が同時に存在する現実の体内環境を反映しきれていませんでした。 今回ご紹介するの

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汗をかきやすい人とかきにくい人:発汗のしくみと熱中症を防ぐ体づくり

汗をかきやすい人とかきにくい人:発汗のしくみと熱中症を防ぐ体づくり

同じ気温の場所にいても、すぐに汗ばむ人もいれば、なかなか汗をかかない人もいます。自分は汗かきだから、あまり汗をかかない体質だからと感じている方も多いと思います。 この汗のかき方の違いは、体質という一言で片づけられがちですが、その背景には、体温を一定に保つための精密なしくみと、生まれ育った環境や年齢による変化が関わっています。 汗は、暑さから体を守るもっとも大切な手段のひとつです。そして、汗をうまくかけるかどうかは、夏の熱中症のなりやすさに直結します。 2026年の夏も全国的に気温が高くなると予想されており、6月からは職場での熱中症対策が事業者に求められるようにもなりました。

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最新|クルクミンとHbA1c:前糖尿病の高齢者12週間試験

最新|クルクミンとHbA1c:前糖尿病の高齢者12週間試験

ターメリックの黄色い成分として知られるクルクミンは、抗酸化、炎症、糖代謝の研究で長く扱われてきました。 今回の話題は、前糖尿病または過体重・肥満のある高齢成人を対象に、低用量のクルクミンを12週間摂取した小規模試験です。 血糖の瞬間的な変化ではなく、数か月の平均的な血糖状態を反映する HbA1c に動きが見られた点が注目されます。 記事の要点 * 60歳以上の前糖尿病または過体重・肥満の成人を対象に、80mg/日のクルクミンを12週間摂取する試験が行われました。 * 完了者23人の解析で、クルクミン群では HbA1c の低下が観察され、腸内細菌にも有益菌の増加傾向

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最新|日光を恐れるべきか:日焼け止めとビタミンDの複雑な関係

最新|日光を恐れるべきか:日焼け止めとビタミンDの複雑な関係

日差しが強くなる季節になると、外出のたびに日焼け止めを塗るのが習慣になっている方は多いと思います。皮膚がんが心配だから、シミやしわを防ぎたいから、理由はさまざまでしょう。 その一方で、日光は体の中でビタミンDをつくり出す、数少ない手段でもあります。浴びたほうがいいのか、避けたほうがいいのか。 日焼け止めは塗るべきか、塗らないほうがいいのか。考え始めると、どこかでつじつまが合わなくなるような気がしてこないでしょうか。 海外の研究機関であるGrassrootsHealthが2026年5月に公開した記事では、皮膚がんと日焼け止めとビタミンD、この三つの関係が、これまで思われていた

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