亜鉛は鉛の解毒に役立つだけではありません。亜鉛は銅との拮抗関係を保つことでも、脳に多大な影響を与えています。アメリカでの研究によると、血液中の亜鉛濃度と銅濃度は人間の暴力性に関係していることがわかっているのです。亜鉛の濃度が低いほど人間は暴力的になるのです。暴力的な人に、銅を摂取させずに亜鉛を摂取させると、暴力性が収まるのです。
誤解されないように、あえて申し上げておきますが、筆者は亜鉛と銅の関係だけで人間の暴力性を語ろうとしているのではありません。凶悪犯罪を、亜鉛の摂取だけで防げるわけではないと思っています。