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最新|認知症と栄養素101種の総当たり:大規模コホートが描いた効く栄養・効かない栄養の地図

最新|認知症と栄養素101種の総当たり:大規模コホートが描いた効く栄養・効かない栄養の地図

脳のためには、まずこの栄養素を。認知症の予防というと、特定の成分が主役のように語られることが少なくありません。 けれども私たちが日々口にしているのは、ひとつの栄養素ではなく、何十種類もの栄養素が混ざり合った食事です。 そのすべてを一度に俎上に載せて、認知症との関係を網羅的に調べたらどうなるのか、そんな野心的な発想で行われた研究が、Nutrients誌に報告されています。 50歳以上の6,280人を追跡し、101種類もの栄養素を総当たりで分析したこの研究は、効く栄養素と、そうでもない栄養素の地図を一枚の俯瞰図として描き出しました。中には、これまでの常識を少し揺さぶる結果も含ま

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ビタミンD不足と関節リウマチを深掘り:口と腸の細菌叢から見える関節の炎症

ビタミンD不足と関節リウマチを深掘り:口と腸の細菌叢から見える関節の炎症

都内で健康診断を受けた成人およそ5,500人を調べた研究では、その98%が、必要とされる血中ビタミンD濃度の基準に届いていませんでした。 若い世代ほど不足が目立ち、屋内で過ごす時間が増え、紫外線対策が広まった現代では、ビタミンD不足は世代を問わず広がっています。地域住民を長く追った別の調査でも、とくに閉経後の女性では不足・欠乏が9割を超えると報告されてきました。 一方、関節リウマチは日本で患者数が70万〜80万人と推定され、女性は男性の3〜4倍に多くみられます。 発症の中心は近年では60歳代へと移り、高齢になってからの発症も増えています。手指の関節がこわばり、腫れや痛みが続

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最新|ビタミンK2は冠動脈の石灰化を遅らせるのか:MK-7を2年間補った臨床試験

最新|ビタミンK2は冠動脈の石灰化を遅らせるのか:MK-7を2年間補った臨床試験

健康診断や人間ドックで、心臓の血管に「石灰化があります」と言われて気になった経験はないでしょうか。 冠動脈の石灰化は、加齢とともに少しずつ進むことが知られていて、その量を点数にしたものが、冠動脈カルシウムスコア(CACスコア)と呼ばれます。このスコアが高いほど、将来の心臓の病気と関わりやすいと報告されてきました。 2026年6月、その石灰化の進み方に、ビタミンK2の一種であるMK-7(メナキノン-7)が関わるかもしれない、という臨床試験の結果がJAMA Cardiologyに発表されました。 オランダで行われた「VitaK-CAC」という試験です。症候性の冠動脈疾患をもつ人

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最新|サフランと睡眠の質:気分・認知にも関わる成分をめぐる新知見

最新|サフランと睡眠の質:気分・認知にも関わる成分をめぐる新知見

料理に深い黄金色と香りを添えるサフランは、古くから世界各地で使われてきた香辛料です。パエリアやブイヤベースを思い浮かべる方も多いかもしれません。 その一方で、めしべを乾燥させた赤い糸状のこの香辛料は、グラムあたりの価格が非常に高く、「世界で最も高価なスパイス」とも呼ばれてきました。 香りづけのイメージが強いサフランですが、近年は別の顔が研究の対象になっています。睡眠の質や気分との関わりです。 2026年6月にも、睡眠サプリメントの研究をめぐる海外メディアの特集記事で、サフランがマグネシウムやアシュワガンダと並んで異なる仕組みで睡眠・気分・認知に関わる成分として取り上げられま

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最新|八段錦と血圧:800年続く運動を1年間RCTで検証

最新|八段錦と血圧:800年続く運動を1年間RCTで検証

血圧を整えるための運動というと、ウォーキング、ジョギング、筋力トレーニングを思い浮かべる方が多いかもしれません。今回 Natural News が取り上げたのは、中国で長く行われてきた八段錦というゆるやかな運動です。 ゆっくりした動き、呼吸、姿勢、意識の向け方を組み合わせる運動で、特別な器具を使わず、短時間で行いやすいことが特徴です。 この研究は、Journal of the American College of Cardiology に掲載された多施設ランダム化比較試験です。40歳以上で収縮期血圧130〜139mmHg、または拡張期血圧85〜89mmHgの人を対象に、八段錦

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最新|スペルミジンと心臓の老化:オートファジーを促す栄養素をめぐる新研究

最新|スペルミジンと心臓の老化:オートファジーを促す栄養素をめぐる新研究

細胞の掃除という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。私たちの体の中では、古くなったり傷ついたりしたタンパク質や、働きの落ちた小さな部品が日々生まれています。 それを回収して分解し、また材料として使い直す仕組みが、オートファジー(自食作用)です。年齢を重ねるとこの掃除の働きはゆるやかに落ちていくと考えられていて、それをどう保つかが、老化と健康をめぐる研究の大きな関心事になっています。 そのオートファジーを食べ物から促せるかもしれない成分として、いま注目を集めているのがスペルミジンです。 大豆やキノコ、小麦胚芽、納豆、熟成チーズなどに含まれる、ポリアミンと呼ばれる物質の一つで、

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最新|NAD+と老化の指標:血液検査では若返りを測れないという新研究

最新|NAD+と老化の指標:血液検査では若返りを測れないという新研究

NMNを飲み始めてから、なんとなく調子がいい気がする。そんな声を聞く機会が、この数年で一気に増えました。NAD+(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)という物質を増やすサプリメントは、いまや抗加齢の代表格として広く知られています。 その背景にあったのが、NAD+は歳とともに減っていく。だから補えば若さに近づけるという考え方です。 ところが2026年5月、この前提そのものに疑問を投げかける研究がNature Metabolism誌に発表されました。 7つの独立したグループ、合計300人以上の血液を調べたところ、血液中のNAD+の量は年齢が上がってもほとんど変わらなかった

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アスタキサンチンと紫外線:夏に向けて内側から整える肌の備え

アスタキサンチンと紫外線:夏に向けて内側から整える肌の備え

梅雨に入ると、雨や曇りの日が増えて、日差しを気にする機会は少し減っていきます。けれど紫外線は雲を通り抜けて地表まで届き、その量はこれから夏に向けて、一年で最も多い時期へと入っていきます。 毎年、夏が終わるころに肌の乾燥やくすみが気になるという方も少なくありません。強い日差しを浴び続けた肌は、夏のあいだに少しずつ変化を重ねていきます。だからこそ、ピークを迎える前の備えが意味を持ちます。 外出のときに塗る日焼け止めは、肌の表面で紫外線をやわらげてくれる心強い味方です。それに加えて、肌の内側で起きる変化に食事や栄養から備えるという考え方も、長く研究されてきました。 その中で注目さ

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最新|キムチを毎日食べるとコレステロールリスクが変わる:4,666人追跡研究が示した発酵食品の働き

最新|キムチを毎日食べるとコレステロールリスクが変わる:4,666人追跡研究が示した発酵食品の働き

冷蔵庫に常備している、という方も多いキムチ。韓国料理の定番として日本でも広く食べられていますが、腸内環境に良いとされる発酵食品として改めて注目が集まっています。 そのキムチと血中コレステロールリスクとの関係を、大規模な疫学データから調べた研究が2026年、Frontiers in Nutrition誌に発表されました。 韓国の40〜69歳の成人4,666名を2000年代から2020年にかけて追跡し、キムチの摂取量とコレステロール値のリスクの関係を検討したものです。 4,600名を超える規模の追跡調査であり、食事頻度調査票を使った詳細な食事評価を組み合わせた研究として、発酵食

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最新|短鎖脂肪酸と社会不安障害:腸内代謝産物が治療反応と関連することを示した新研究

最新|短鎖脂肪酸と社会不安障害:腸内代謝産物が治療反応と関連することを示した新研究

人前で話すことが苦痛、他者の目が気になって行動が制限される、会食が怖い。そうした症状が日常生活に影響を与え続けるのが社会不安障害(Social Anxiety Disorder、SAD)です。 世界保健機関(WHO)のデータによると、不安障害は世界で最も多く見られる精神疾患のひとつで、その中でも社会不安障害は特に罹患率が高いとされています。 治療の中心は認知行動療法(CBT)ですが、なぜCBTが効く人と効きにくい人がいるのか、また社会不安障害という状態が体の中でどのように成り立っているのかは、いまだ解明途上です。 そこに2026年6月、腸内代謝産物という意外な角度から光を当

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最新|難病の副鼻腔炎にカビが関与:福井大、治療法開発に期待

最新|難病の副鼻腔炎にカビが関与:福井大、治療法開発に期待

副鼻腔炎と聞くと、鼻づまりや色のついた鼻水が続く身近な不調を思い浮かべる方が多いかもしれません。 けれども、そのなかには手術をしても何度も再発し、長く患者さんを悩ませるタイプがあります。好酸球性副鼻腔炎と呼ばれる病気で、日本では指定難病にもなっています。 鼻の中に鼻ポリープ(鼻茸)ができて強い鼻づまりや嗅覚の低下を起こし、手術で取り除いてもまた育ってくることが少なくありません。なぜ再発するのか。その手がかりの一つとして近年注目されているのが、「鼻の中に棲むカビ(真菌)」です。 2026年5月、福井大学を中心とする研究グループは、好酸球性副鼻腔炎の鼻腔内に多様な真菌が常在して

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最新|夜のハーブティーと腸の休息:Vogueが注目した3つの植物素材

最新|夜のハーブティーと腸の休息:Vogueが注目した3つの植物素材

夜、食事を終えてから眠るまでの時間は、体が一日の緊張をほどき、消化と休息へ向かう大切な時間です。 朝の腸活では、発酵食品、食物繊維、緑茶、プロバイオティクスなどがよく語られます。一方で、夜の過ごし方、とくに食後に何を飲むかは、まだあまり注目されていないかもしれません。 米Vogueは2026年6月6日、腸の健康を意識した夜の飲み物として、レモンバーベナ、オレンジブロッサム、フェンネルを組み合わせたシンプルなハーブティーを紹介しました。 記事では、就寝直前ではなく夕食後のタイミングで、少量をぬるめに飲むことが勧められています。 この話題で注目したいのは、腸内細菌だけでなく

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前立腺と栄養素:リコピン・亜鉛・ノコギリヤシの基礎知識

6月になると、父の日の贈り物として健康グッズやサプリメントを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。男性の体には、前立腺という臓器があります。 普段の生活で意識することは少なくても、40代後半から50代にかけて、トイレが近くなった、尿の出が弱くなったと感じ始める方が増えていきます。 前立腺は、ふだん意識することの少ない臓器ですが、男性の体の中で重要な役割を担っています。年齢を重ねるにつれて変化が起こりやすく、健康診断で指摘を受けて初めて気にかけるようになる方も少なくありません。 サプリメントの売り場や広告では、前立腺によいとされる成分が数多く紹介されています。リコピンや亜鉛、ノコギリヤ

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