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JAPAN HEALTH / STORIES

前立腺と栄養素:リコピン・亜鉛・ノコギリヤシの基礎知識

6月になると、父の日の贈り物として健康グッズやサプリメントを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。男性の体には、前立腺という臓器があります。 普段の生活で意識することは少なくても、40代後半から50代にかけて、トイレが近くなった、尿の出が弱くなったと感じ始める方が増えていきます。 前立腺は、ふだん意識することの少ない臓器ですが、男性の体の中で重要な役割を担っています。年齢を重ねるにつれて変化が起こりやすく、健康診断で指摘を受けて初めて気にかけるようになる方も少なくありません。 サプリメントの売り場や広告では、前立腺によいとされる成分が数多く紹介されています。リコピンや亜鉛、ノコギリヤ

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最新|ミトコンドリアの老化を左右する脂質:ホスファチジルコリンとエネルギー代謝

最新|ミトコンドリアの老化を左右する脂質:ホスファチジルコリンとエネルギー代謝

以前は平気だったのに、夕方になると体が重い、休んでも疲れが抜けにくくなった。年齢を重ねるなかで、こうした変化を感じる方は少なくありません。なぜ、年齢とともに体のエネルギーは落ちていくのでしょうか。 このエネルギーを生み出しているのが、細胞の中にあるミトコンドリアです。長いあいだ、ミトコンドリアが老化する主な原因は、その内部にあるDNAの傷だと考えられてきました。 いったん傷ついたものは戻りにくい、つまり加齢によるエネルギーの低下は避けられない、というイメージです。 ところが2026年4月、その見方を変えるかもしれない研究が、科学誌『Nature Communications

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最新|ビタミンB12とがんの複雑な関係:不足も過剰も危険という逆U字型リスクの正体

最新|ビタミンB12とがんの複雑な関係:不足も過剰も危険という逆U字型リスクの正体

血液検査でB12の値が高く出ていて、サプリが効いている証拠かなと安堵した経験はないでしょうか。 2026年5月、アメリカがん研究学会(AACR)の学術誌 Cancer Research Communications に掲載された研究が、その認識に一石を投じています。 大腸がん患者37,000名超を対象にした調査で、診断時のB12が高かった群の中央生存期間は約59ヶ月(約5年)でした。正常値の群の約130ヶ月(約11年)に比べると、2倍以上の差が報告されています。 この研究は、B12が多いほど体に良いという前提が、少なくとも大腸がんの文脈では成り立たない可能性を示したものです

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最新|ホエイプロテインと免疫:ウイルス・細菌感染への新たな可能性

最新|ホエイプロテインと免疫:ウイルス・細菌感染への新たな可能性

ホエイプロテインと聞くと、トレーニング後のシェイカーを思い浮かべる方が多いかもしれません。筋肉づくりを助ける栄養補助食品として、すっかり身近な存在になっています。 ところが近年、このありふれたタンパク質に、もう一つの顔があることが分かってきました。免疫のはたらきを後押しし、ウイルスや細菌から体を守る方向に関わっているかもしれない、という報告です。 2026年、栄養学の専門誌『Nutrients』に、ホエイに含まれるタンパク質と、そこから生まれる生理活性ペプチドが免疫や感染防御にどう関わりうるかを整理した総説が掲載されました。 フランス・マルセイユの独立研究者ジャン=フランソ

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栄養素に人生を賭けた人たち

栄養素に人生を賭けた人たち

ひとつの栄養素に、生涯のほとんどを注いだ人たちがいます。 その人たちが栄養素をどう見て、何を語ったのか。主張を、できるだけ本人の言葉に近いかたちで紹介していく読み物です。 過去に人生を捧げた人も、いまも捧げ続けている人も。一人ずつ、随時くわえていきます。

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アシュワガンダとストレス:高ぶりをしずめるハーブとコルチゾールの関係

梅雨の時期になると、なんとなく気分が晴れず、寝ても疲れが抜けにくいと感じる方は少なくありません。雨が続いて外に出にくく、気圧の変動も大きいこの季節は、体と心が緊張しやすい時期でもあります。 そんなとき、緊張やストレスとうまく付き合うための選択肢として、近年あらためて注目を集めているハーブがあります。アシュワガンダです。 アシュワガンダは、インドの伝統医学アーユルヴェーダで何千年も前から使われてきた植物で、ナス科に属する低木の根が用いられてきました。心身のバランスを保つために役立つ植物として、長い歴史の中で大切にされてきた素材です。 近年は、ストレスや不安と関わる「コルチゾール」というホル

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最新|ロングCOVIDとHHV-6B再活性化:SITH-1とドネペジル、栄養での備え

最新|ロングCOVIDとHHV-6B再活性化:SITH-1とドネペジル、栄養での備え

ロングCOVID(PASC)は、世界で8,000万人から4億人に影響していると推定されています。新型コロナの急性期を乗り越えたあとも、数か月にわたって抜けない倦怠感、気分の落ち込み、頭にもやがかかったような感覚。 多くの人が経験しているにもかかわらず、その原因は長く曖昧なままでした。そこへ、脳の中で眠っていたウイルスが目を覚ますことが関わっているのではないか、という研究が報告されました。 2026年6月、Frontiers in Pharmacology誌に掲載されたもので、ほとんどの人が子どものころに感染するありふれたウイルス、HHV-6Bの再活性化と、その目印になるタンパク

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最新|イチジク多糖類が線虫の寿命を最大16%延長:酸化ストレス防御を動かす可能性

最新|イチジク多糖類が線虫の寿命を最大16%延長:酸化ストレス防御を動かす可能性

熟したイチジクを割ると、やわらかな果肉の中に細かな種が広がり、独特の甘さと食感を楽しめます。生の果実だけでなく、乾燥イチジクやジャム、焼き菓子など、さまざまな形で親しまれてきた果物です。 そのイチジクから抽出・精製した多糖類に、老化研究で注目される働きが見つかりました。 イチジクは古くから食べられてきた一方、果実に含まれる複雑な多糖類の働きは、ポリフェノールなどに比べてまだ十分に知られていません。 今回の研究は、その見えにくい成分を取り出し、生きたモデル生物の寿命と健康状態から確かめたものです。 2026年5月30日に学術誌『Antioxidants』で公開された研究で

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最新|慢性腎臓病とオメガ3:10年追跡が示した心臓と腎臓の生存率

最新|慢性腎臓病とオメガ3:10年追跡が示した心臓と腎臓の生存率

慢性腎臓病という言葉を、健康診断の結果やご家族の話で耳にしたことがある方は少なくないかもしれません。世界では数億人が抱えるとされ、年齢を重ねるほど身近になっていく状態です。 そして意外に思われるかもしれませんが、腎臓の機能が下がった方にとって命に関わる最大の要因の一つは、腎臓そのものよりも心臓や血管のトラブル、つまり心筋梗塞や脳卒中だと報告されています。 腎臓と心臓は、血液という同じ流れでつながっています。その血液の中を流れる脂肪の質が、長い時間をかけて両方の臓器の行方を左右しているとしたら。 ポーランドの研究チームが、慢性腎臓病の患者さんを10年という長い年月にわたって追

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最新|マグネシウムとビタミンD:活性化を支える組み合わせの考え方

最新|マグネシウムとビタミンD:活性化を支える組み合わせの考え方

ビタミンDのサプリメントを続けているのに、血液検査の数値が思ったほど上がらない。そんな経験を耳にすることがあります。 日光や食事、サプリメントから取り入れたビタミンDは、そのままの形では働きません。肝臓と腎臓で二段階の変換を受けて、はじめて体の中で活躍できる形になります。 この変換に関わっているのが、マグネシウムというミネラルです。 海外では「マグネシウムはビタミンDの活性化に重要な役割を果たす」「マグネシウムが足りないと、ビタミンDは不活性なままにとどまることがある」といった解説が取り上げられました。 さらに、この2つを夜に組み合わせて取り入れる人もいて、その理由にも

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最新|オメガ3と緑内障リスク:ドライアイ患者1万4千人の追跡研究

最新|オメガ3と緑内障リスク:ドライアイ患者1万4千人の追跡研究

パソコンやスマートフォンの画面を見続けた夕方、目の乾きやかすみを感じる方は少なくありません。ドライアイは、いまや幅広い世代にとって身近な目の悩みになっています。 その対策として、オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)を含む青魚やサプリメントが役立つことは、これまでにも多くの研究で報告されてきました。 ところが2026年6月、目の健康をめぐって、これまでとは少し違う角度からの報告が発表されました。 ドライアイを抱える人たちを対象に、オメガ3を摂っていた人とそうでない人を5年間追いかけたところ、緑内障になるリスクに無視できない差がみられた、というものです。 緑内障は、世界で治らな

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最新|老化をスパンで捉え直す:寿命ではなく機能のピークを保つ視点

最新|老化をスパンで捉え直す:寿命ではなく機能のピークを保つ視点

日本は世界でも有数の長寿国です。2024年の平均寿命は女性が87.13歳、男性が81.09歳と報告されています。一方で、介護などを必要とせず自立して暮らせる健康寿命は、2022年の集計で男性72.57歳、女性75.45歳でした。 平均寿命と健康寿命の差は、男性で約8.5年、女性で約11.6年。長く生きられるようになった分だけ、思うように動けない時間も同じように伸びている、という見方ができます。 この差をどう縮めればよいのでしょうか。米国で機能性医学(ファンクショナル・メディシン)を実践する医師フランク・リップマン氏は2026年、スパン(spans)という考え方を示しました。

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タオルロールと姿勢:腰まわりを整える5分習慣

タオルロールと姿勢:腰まわりを整える5分習慣

バスタオルをくるくると巻き、腰の下に置いて仰向けになる。たったそれだけのシンプルな方法が、海外のウェルネス記事やTikTokであらためて注目されています。 Vogueが2026年5月に紹介した「Japanese Towel Roll」は、日本で知られてきたタオルロール法を、姿勢や体のバランスを整えるための穏やかなストレッチとして取り上げたものです。 この方法が広がりやすい理由は、とても分かりやすいところにあります。特別な器具がいらず、汗をかく運動でもなく、1日の終わりに床の上で数分だけ試せる。 長時間の座り姿勢、スマートフォンを見る時間、浅くなりがちな呼吸。そうした現代の暮

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