骨のための栄養、というイメージが強い牛乳とカルシウムです。南アフリカで20代・30代の若者を5年間追跡した研究が、この二つと心の健康との意外なつながりを示しました。
記事の要点
- カルシウムの摂取量が多い人ほど、抑うつのオッズが0.48倍低いと横断的な調査で報告されました
- 野菜の摂取量が多い人ほど、抑うつのオッズが0.74倍低いという関連も確認されました
- 5年間の追跡では、牛乳をよく飲んでいた人ほど、新たに抑うつを発症するリスクが0.94倍低いという関連が見られました
この先では、1,039人から始まった追跡調査の規模と方法、横断分析と縦断分析それぞれの具体的な数値、加糖飲料との対照的な関連、そして研究チームが指摘する「社会的な背景まで考慮すると見え方が変わる」という重要な留保まで、順を追って見ていきます。