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JAPAN HEALTH / STORIES
最新|母乳のオメガ3は母親の食事で変わった:αリノレン酸の多い食品で最大75%高まった

最新|母乳のオメガ3は母親の食事で変わった:αリノレン酸の多い食品で最大75%高まった

オメガ3脂肪酸というと、青魚に多いEPAやDHAを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれども、オメガ3にはもう一つ、植物性の食品から摂れる種類があります。 αリノレン酸(ALA)と呼ばれる脂肪酸で、えごま油や亜麻仁油、くるみなどに多く含まれています。体の中でオメガ3の出発点となる大切な栄養素でありながら、日々の食事では見落とされがちな存在です。 このαリノレン酸を食事から増やすと、体にどんな変化が現れるのか。それを丁寧に確かめた試験が、2026年8月、栄養学の専門誌に報告されました。対象となったのは妊娠中から授乳期の女性で、注目されたのは母乳の中身の変化です。 母親がαリノレン

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同じ乳製品でも違った:ヨーグルトとチーズが膝の健康と結びついた

同じ乳製品でも違った:ヨーグルトとチーズが膝の健康と結びついた

年齢を重ねるにつれて、階段の上り下りや立ち上がりのときに、膝の違和感を覚える人は少なくありません。膝の関節は、毎日の歩行や動作を支える大切な部分で、いちど傷むと日常の動きに影響が及びます。 だからこそ、食事や生活のなかで膝の健康を支えられるものがあるなら、早いうちから知っておきたいところです。 乳製品は、カルシウムやたんぱく質を届けてくれる、骨や筋肉に身近な食品です。ただ、膝の関節との関係については、これまで十分な証拠がそろっていませんでした。 そこに、日本の地域住民1万人あまりを11年にわたって追いかけた研究が、一つの手がかりを示しました。栄養学の専門誌『Clinical Nu

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最新|ビタミンDは毎日飲むほうが睡眠がよくなった:同じ総量でも週1回まとめてより効いた

最新|ビタミンDは毎日飲むほうが睡眠がよくなった:同じ総量でも週1回まとめてより効いた

残暑が続き、寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝すっきり起きられないといった睡眠の乱れを感じている方は多いのではないでしょうか。 眠りの質には、寝室の環境や生活リズムなどさまざまな要素が関わりますが、近年は栄養との関わりにも関心が集まっています。なかでもビタミンDは、骨や免疫だけでなく睡眠との結びつきが指摘されてきた栄養素です。 ビタミンDのサプリメントには、毎日少しずつ摂る方法と、週に1回まとめて多めに摂る方法があります。合計の量が同じなら、飲み方の違いは大きくないように思えます。 ところが2026年、その飲み方そのものが睡眠に差を生むのではないかという問いに向き合った試験が報告

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最新|腸内細菌に合わせた食事はIBSに1年効いた:低FODMAP食は12か月で元へ戻った

最新|腸内細菌に合わせた食事はIBSに1年効いた:低FODMAP食は12か月で元へ戻った

お腹の調子に振り回される日々を送っている方にとって、食事の見直しは大きな希望であると同時に、悩みの種でもあります。 よく知られた低FODMAP食を試して、はじめの数週間はたしかに楽になった。ところが数か月たつうちに、また張りや痛み、便通の乱れが戻ってきてしまう。そんな経験をした方は少なくないはずです。 過敏性腸症候群(IBS)は、検査で大きな異常が見つからないのに、腹痛や腹部の張り、下痢や便秘が続く状態を指します。食事療法はその中心的な対策として広く使われてきました。 なかでも低FODMAP食は、腸内で発酵しやすい特定の糖質を減らす方法として定着しています。ただ、その効果がどれく

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最新|ほうれん草とビーツが血圧を下げる正体:腸内細菌が硝酸塩と鉄から新物質を作っていた

最新|ほうれん草とビーツが血圧を下げる正体:腸内細菌が硝酸塩と鉄から新物質を作っていた

野菜をたくさん食べると体にいい。健康に関心があれば、一度は耳にしたことがある話だと思います。ビタミンや食物繊維が豊富だから、という説明は間違いではありませんが、それだけでは説明のつかない現象がありました。 ほうれん草やビーツ、ルッコラといった硝酸塩を多く含む野菜を日常的に食べている人ほど、心血管や代謝の病気になりにくいという報告が、世界各地から積み重ねられてきたのです。 硝酸塩を摂取するだけで、なぜそこまで体に違いが生まれるのか。長らくはっきりしなかったこの問いに、スウェーデン・カロリンスカ研究所の研究チームが2026年8月19日、Cell誌に発表した論文で一つの答えを示しました。

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最新|たんぱく質と筋トレで、高齢の2型糖尿病男性の筋力が上がった:インスリン抵抗性も下がった

最新|たんぱく質と筋トレで、高齢の2型糖尿病男性の筋力が上がった:インスリン抵抗性も下がった

年齢を重ねるにつれ、筋肉は少しずつ落ちていきます。そこに糖尿病が重なると、その傾向はいっそう進みやすいと言われます。血糖の管理だけでなく、体を支える筋力をどう保つか。これは、シニア世代の糖尿病とつきあううえで大きなテーマです。 その筋力と代謝に、食事と運動の組み合わせがどう働くのか。2026年、栄養学の専門誌 European Journal of Nutrition に、高齢の2型糖尿病の男性を対象にした試験が報告されました。 たんぱく質の補給と筋力トレーニング、そこにシンバイオティクス(善玉菌とそのエサの組み合わせ)を加えることが、筋力や血糖、体内の酸化ストレスにどう影響するか

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里芋のぬめりは水溶性の粘性成分だった:100gにカリウム640mg、53kcalと軽い

里芋のぬめりは水溶性の粘性成分だった:100gにカリウム640mg、53kcalと軽い

夏の終わりから初秋にかけて、里芋(さといも)が出回りはじめます。中秋の名月(今年は9月下旬ごろ)には、皮ごとゆでた「衣かつぎ」を月に供える風習があり、東北では里芋を主役にした「芋煮」の季節でもあります。 里芋は、日本の暮らしと季節の行事に古くから寄り添ってきた、いも類の中でも独特の存在です。 その里芋ならではの特徴が、包丁を入れたときやゆでたときに出る、あの独特の「ぬめり」です。 手がすべってむきにくいと感じる方も多いこのぬめりですが、実はここに、里芋の栄養的な持ち味が表れています。旬を迎えたこの時期に、里芋の中身をあらためて数字で見てみたいと思います。 記事の要点 *

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最新|発酵乳を週3日とる高齢男性は、総死亡リスクが3割以上低かった:日本人1,280人の追跡

最新|発酵乳を週3日とる高齢男性は、総死亡リスクが3割以上低かった:日本人1,280人の追跡

冷蔵庫にヨーグルトや乳酸菌飲料を切らさない、という方は多いと思います。朝の一杯、あるいは食後のひと口。とりたてて特別なことではない、日々の小さな習慣です。 その何気ない一杯が、長い時間のなかで健康とどうつながっているのか。この問いに、日本人の高齢者を追った研究が一つの手がかりを示しました。 2026年、老年医学の専門誌 The Journal of Nutrition, Health & Aging に、乳酸菌を含む発酵乳を習慣的にとることと、その後の死亡リスクとの関係を調べた研究が報告されました。 地域で暮らす日本人の高齢者を対象に、9年あまりにわたって追跡した前向きコ

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最新|腸内環境を整えると、ぜんそくの呼吸機能が上がった:食物繊維と発酵食品という入口

最新|腸内環境を整えると、ぜんそくの呼吸機能が上がった:食物繊維と発酵食品という入口

季節の変わり目に、息が浅くなる。朝晩の気温差が大きい時期や、空気が乾いてくる頃に、胸のあたりがすっと通らない感覚を覚える方は少なくありません。ぜんそくのある人にとって、この呼吸の不安定さは毎年くり返す悩みでもあります。 その呼吸のケアに、腸が関わっているとしたらどうでしょうか。少し意外に聞こえるかもしれませんが、腸の中の細菌の状態と、肺や気道の働きがつながっているという見方は、近年の研究で少しずつ形になってきました。 腸と肺のあいだのやりとりを指して、腸-肺相関(gut–lung axis)と呼びます。2026年、免疫学の専門誌 Frontiers in Immunology に、

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最新|眠りに問題を抱える人ほど:高用量ビタミンDで認知スコアが13%高かった

最新|眠りに問題を抱える人ほど:高用量ビタミンDで認知スコアが13%高かった

夜、なかなか寝つけない。眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めてしまう。歳を重ねるにつれて、そうした眠りの変化を感じている方は少なくないはずです。同じ時期に、人の名前がすぐ出てこない、置き忘れが増えるといった記憶の変化も重なってくることがあります。 米国では現在700万人以上がアルツハイマー型認知症とともに暮らしており、この数は2050年までに1300万人近くまで増えると見込まれています。 眠りの変化と記憶の変化、その両方が重なる時期は、認知症へ向かう入り口になり得る一方で、まだ何かを変えられる時期でもあります。 2026年8月、米エモリー大学の研究チームが、この重なりに注目した調査結

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最新|硫酸亜鉛が老いた糖尿病ラットの脳を守った:健康なラットに与えると神経が変性した

最新|硫酸亜鉛が老いた糖尿病ラットの脳を守った:健康なラットに与えると神経が変性した

血糖の高い状態が続くと、もの忘れが増えたり、頭の回転が鈍く感じられたりすることがあります。糖尿病がある方やそのご家族から、そうした変化を心配する声を聞くことも少なくありません。 血糖のコントロールには気を配っていても、頭の働きまで意識する機会は、まだそれほど多くないかもしれません。 糖尿病と脳の働きの関わりは、これまでも心血管や腎臓への影響と並んで気に留められてきたテーマで、加齢が重なるといっそう強くなるとも言われています。 2026年8月19日、トルコの複数の大学からなる研究チームが、高齢の糖尿病モデルラットの脳を守る栄養素として亜鉛に着目した実験結果を、専門誌『Interna

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晩夏のいちじくは血圧と腸に届く:皮ごとのカリウムとポリフェノールを活かす食べ方

晩夏のいちじくは血圧と腸に届く:皮ごとのカリウムとポリフェノールを活かす食べ方

八月の後半から九月にかけて、いちじくがいちばんおいしい季節を迎えます。とろけるような甘さと、つぶつぶした独特の食感。夏の疲れが少し残るこの時期、冷やしたいちじくにふと手が伸びる。そんな方も多いのではないでしょうか。 甘くてやわらかい果物、という印象の強いいちじくですが、その実の中には、体の巡りを静かに支える成分が含まれています。 塩分のバランスを助けるカリウム、腸の環境に関わる食物繊維、そして赤紫色の皮に宿るポリフェノール。 晩夏の食卓で、いちじくと血圧、腸との関係を見直すと、旬をより前向きに味わう手がかりが見えてきます。日本食品標準成分表の数字をもとに、その姿をたどってみます。

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最新|ポンプは正常なのに硬くなる心臓:ウロリチンAが機能を最大80%改善した

最新|ポンプは正常なのに硬くなる心臓:ウロリチンAが機能を最大80%改善した

心不全と聞くと、心臓のポンプ機能が弱って血液を十分に送り出せなくなる状態を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ところが、心不全のおよそ半数はこれとは逆のタイプだと報告されています。 心臓が血液を送り出す力そのものは保たれているのに、筋肉が硬くなって次の拍動までに十分な血液を溜め込めない。 息切れやだるさ、日常のちょっとした動作のしんどさにつながるこのタイプは、加齢や高血圧、糖尿病など複数の要因が絡み合うために、有効な治療の選択肢が限られてきました。 そうしたなかで、英国キングス・カレッジ・ロンドンの研究チームが、ザクロやくるみ、一部のベリー類を食べたあとに体内で作られる天然

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