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JAPAN HEALTH / STORIES
最新|同じ脂質量でも体の反応は違った:オレイン酸の食事で食後の燃料切り替えが速かった

最新|同じ脂質量でも体の反応は違った:オレイン酸の食事で食後の燃料切り替えが速かった

食事の脂質について語られるとき、話題はたいてい量に集まります。何グラムまでにするか、何割に抑えるか。けれども体の側から見ると、入ってきた脂肪が「どんな種類か」によって、その後の振る舞いはずいぶん変わるようです。 私たちの体は、食事のあと、燃やす燃料を切り替えています。糖質が多い食事のあとは糖を中心に、脂質が多い食事のあとは脂肪を中心に。この切り替えがすみやかに起きることを、代謝の柔軟性(メタボリック・フレキシビリティ)と呼びます。ミトコンドリアが受け取った燃料に応じて働き方を変える能力、と言い換えてもよいものです。 2026年8月、栄養学の専門誌 The Journal of Nu

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最新|腸活でうつ症状が軽くなった:プレバイオティクスとプロバイオティクスで差が確かめられた

最新|腸活でうつ症状が軽くなった:プレバイオティクスとプロバイオティクスで差が確かめられた

気分が晴れない日が続くとき、原因を心のほうにばかり探してしまいがちです。けれども近年、気分の落ち込みと腸内環境のつながりを扱った報告が次々と出てきました。「腸活でメンタルが変わる」という言い方も、すっかり見慣れたものになっています。 ただ、ひとくちに腸活と言っても中身はさまざまです。ヨーグルトなどで生きた菌を取り入れるプロバイオティクス、菌のえさになる成分を届けるプレバイオティクス、その両方を組み合わせたシンバイオティクス。 同じ腸に働きかけるでも、やっていることは互いにかなり違います。では、気分の落ち込みに対して実際に差が出たのはどれだったのか。この問いに正面から答えた解析が、2

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りんご完全図鑑|品種、皮と果汁、栄養、研究、保存、安全性まで

りんご完全図鑑|品種、皮と果汁、栄養、研究、保存、安全性まで

かじった時の音、焼いた時に立つ香り、切り口がゆっくり色を変えていく様子。りんごは、扱い方ひとつで表情の変わる果実です。 ふじ、つがる、王林、ジョナゴールド。品種名は、甘味や酸味だけでなく、果肉の硬さ、香り、収穫期、保存性まで教えてくれます。売り場で名前を見るところから、りんご選びは始まっています。 もうひとつ、この果実には特徴があります。形がいくつもあることです。丸ごとの生果、皮をむいた果肉、透明な果汁、濁った果汁、乾燥品、りんご酢、そして抽出物。 どれも「りんご」と呼ばれますが、水分も、食物繊維も、研究での扱いも違います。この図鑑では、中央アジアの野生種から接ぎ木、青森への導入

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最新|太陽の赤外線とミトコンドリア:電子伝達の速度を光子が左右すると英米チームが提唱

最新|太陽の赤外線とミトコンドリア:電子伝達の速度を光子が左右すると英米チームが提唱

晴れた日に外へ出ると、なんとなく体が軽く感じられる。逆に、一日中屋内の照明の下で過ごした日は、どこか疲れが抜けにくい。そんな感覚を持ったことがある方は、少なくないのではないでしょうか。 日光を浴びると調子が良くなるという感覚は、これまで主にビタミンDや体内時計との関わりで語られてきました。 2026年8月14日、英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)と米カリフォルニア大学リバーサイド校の研究者を含むチームが、太陽光に含まれる赤外線が、細胞の中でエネルギーを作り出す仕組みそのものに関わっている可能性を示す理論的な枠組みを、プレプリントサーバーのbioRxivで発表しました。

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シナモンで血糖値とコレステロールが下がった:カギは一日1.5gと2か月以内だった

シナモンで血糖値とコレステロールが下がった:カギは一日1.5gと2か月以内だった

朝のコーヒーやシナモントーストにひとふり。シナモンは、普段の食卓で気軽に使える身近なスパイスです。長年にわたり、世界中の研究者が血糖値やコレステロールとの関係に注目してきました。 個々の研究は規模も結果もばらつきがあり、全体像が見えにくい状態が続いていました。2025年、これまでに発表された21件のメタ解析・139件の比較データをまとめて見直す大規模な研究が、学術誌Frontiers in Nutritionに掲載されました。 ひとふりのシナモンが体の中の数値とどう結びついているのか、その中身と暮らしへの取り入れ方をまとめます。 記事の要点 * 21件のメタ解析・139件の

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最新|食事の質が高い人ほど肺の機能が保たれていた:COPDのある人でその差が大きかった

最新|食事の質が高い人ほど肺の機能が保たれていた:COPDのある人でその差が大きかった

呼吸は、意識しないうちに一日およそ2万回くり返されています。あまりに当たり前で、調子のよしあしを気にとめる機会はそう多くありません。それでも階段を上がったときの息の上がり方や、季節の変わり目の息苦しさで、ふと肺の力を意識する瞬間があります。 肺の機能を守る方法として、まず思い浮かぶのは運動や禁煙でしょう。呼吸のリハビリテーションも広く行われています。そこに、もう一つの入り口があるかもしれません。 2026年8月、欧州呼吸器学会の専門誌 ERJ Open Research に、食事の質と肺機能の関係を大規模に調べた報告が掲載されました。 オランダ・フローニンゲン大学医療センターの研

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最新|お腹の不調にはサイリウムがいちばん効いた:食物繊維は種類で効き方が変わる

最新|お腹の不調にはサイリウムがいちばん効いた:食物繊維は種類で効き方が変わる

お腹の張り、くり返す腹痛、便通の乱れ。検査では大きな異常が見つからないのに、こうした不快な症状が続く。過敏性腸症候群(IBS)と呼ばれる状態に、心当たりのある方は少なくないと思います。 対策としてよく耳にするのが「食物繊維をとりましょう」という言葉ですが、実際に試してみると「かえって張った」「あまり変わらなかった」という声も聞かれます。 食物繊維は本当にお腹の不調に届くのか、届くとすればどんな繊維なのか。ここがずっと、はっきりしないままでした。 2026年、消化器分野の学術誌Gastroenterologyに、この問いに正面から答えるシステマティックレビューとメタ分析が報告されま

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最新|地中海食をよく守る人ほど:慢性片頭痛のリスクがおよそ3分の1にとどまっていた

最新|地中海食をよく守る人ほど:慢性片頭痛のリスクがおよそ3分の1にとどまっていた

片頭痛のつらさは、経験した人にしかわからないところがあります。ズキンズキンと脈打つ痛み、光や音がこたえる感覚、動くだけで響く頭。 月に数回で済む人もいれば、月の半分以上を痛みとともに過ごす人もいます。後者のように、痛む日がずっと多い状態は「慢性片頭痛」と呼ばれ、生活への影響が格段に大きくなります。 この、たまに来る段階から慢性へと進んでしまうかどうかに、日々の食べ方が関わっているかもしれません。2026年、専門誌『Nutrients』に、そんな関係を調べた報告が発表されました。 地中海食をよく守っている人ほど、慢性片頭痛である割合が低かったというのです。食事という、毎日自分で選べ

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最新|腸の善玉菌がつくる酪酸がミトコンドリアを元気にする:エネルギー産生を支える道すじが整理された

最新|腸の善玉菌がつくる酪酸がミトコンドリアを元気にする:エネルギー産生を支える道すじが整理された

体のだるさや、なかなか抜けない疲れ。その背景には、細胞の中でエネルギーをつくり出す「ミトコンドリア」の働きが関わっている、という話を耳にした方もいるかもしれません。 ミトコンドリアは、食べたものから取り出した力を、体を動かすためのエネルギー(ATP)へと変える、いわば細胞の発電所です。この発電所の元気が、体全体の調子を静かに左右しています。 近年、この発電所の働きに、意外な場所から声がかかっていることが分かってきました。腸です。腸に住む細菌が食べ物を分解してつくり出す代謝物が、血液を通じて全身に届き、遠く離れた細胞のミトコンドリアにまで影響を及ぼしています。 そんな腸とミトコンド

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ビタミンAの教科書:光を信号に変え、細胞に指示を出すビタミン

ビタミンAの教科書:光を信号に変え、細胞に指示を出すビタミン

暗い部屋に入ってから目が慣れるまでの数分間、その裏側で働いているのがビタミンAです。脂溶性で、動物性のレチノールと、体内でビタミンAに変わる植物性のカロテノイドという、二つの顔を持っています。 研究をたどると、この栄養素は視覚の化学反応から、世界の子どもの死亡率、そして摂りすぎの線引きまで、極端に幅の広い話に関わっていることがわかります。 今日は、ビタミンAが体のどこで何をしているのかを、教科書のようにたどってみます。

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最新|中高年の骨密度を上げる運動は:週3回・中強度の筋トレが最有力だった

最新|中高年の骨密度を上げる運動は:週3回・中強度の筋トレが最有力だった

年を重ねると、骨は少しずつ密度を失っていきます。とくに閉経後の女性や、活動量が落ちてきた中高年では、その傾向がはっきりします。 骨がもろくなれば、ちょっとした転倒が骨折につながり、そこから寝たきりになることもあります。多くの人が避けたいと願うところです。 骨を守るために、カルシウムやビタミンD、たんぱく質といった材料を食事で満たすことは大切です。さらに、適度な負荷という刺激をかけることで、骨は自らを作り替えていきます。 ではその刺激は、どんな強さで、週に何回かけるのが良いのか。2026年、専門誌『Calcified Tissue International』に、その最適解を探った

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最新|赤肉を白身肉に替えていた人は:100万人・38年の追跡で総死亡が低かった

最新|赤肉を白身肉に替えていた人は:100万人・38年の追跡で総死亡が低かった

赤い肉を控えたほうがいいとは、あちこちで見聞きします。けれども、実際に控えていた人たちが、その後どうなったのか。 長い年月を追いかけたデータで確かめようとすると、意外なほど手がかりは多くありません。控えるべきだと言われても、では白身肉に替えればいいのか、野菜中心にすればいいのか、それでどれくらい違うのか。そこまで具体的に見せてくれる研究は限られてきました。 2026年、専門誌『Current Developments in Nutrition』に、米国がん協会の大規模追跡調査を使った報告が発表されました。 約100万人を1982年から2020年まで、実に38年にわたって追いかけ、

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最新|コロナ後遺症の疲労が乳酸菌ミックスで軽くなった:やめた後も改善が続いた

最新|コロナ後遺症の疲労が乳酸菌ミックスで軽くなった:やめた後も改善が続いた

風邪やインフルエンザなら数日で抜けていく疲れが、新型コロナのあとには何週間も、ときには何か月も居座り続ける。朝起きても体が鉛のように重い、少し動いただけでどっと消耗する。検査では大きな異常が見つからないのに、この疲労感だけが残る。そんな状態に心当たりのある方は少なくないと思います。 新型コロナ後遺症(long COVID)で最もよく報告される症状のひとつが、この持続する疲労です。原因はまだ完全には解き明かされていませんが、近年、腸内細菌のバランスの乱れと、免疫の過剰なざわつきが症状の長引きに関わっているのではないか、という見方が注目されてきました。 2026年、英国生物医学会の学術

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